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『間違い』電話
第14章 『魔性』
「これって…社内的には…マズイよね…」
「はい…身内に関わる事なので…まだ内密にしていて…穏便に片付ける様にはするみたいなんですが」
「穏便に…旦那さん…実際は事故なの?」
触れちゃいけない扉を一気に開けて行く感覚。
これ以上は関わらない方がいいのかもしれない…
でも…どこかで麻里を信じたかった…。
「それが…実はさっき警察から電話があって…」
「うん…」
「状況からして…事故じゃないかもしれないって…」
「事故じゃない…と…したら…?」