パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 『魔性』

「ん……まさ…る…」


ビクッ！


名前を呼ばれ驚いて肩が竦んだ。


「宏実…起きたのか…」


ベッドを見ると、スヤスヤと寝息を立てている。


「寝言か…」


尚子もそうだけど…宏実もどうしてこんな事をする様になったんだ…。


もしかしたら、二人とも紙一重なのかもしれない…。


そして俺も岩村も…同じ様に振り回される。


あと残るのは…


「麻里…か…」


お前が一番望んでいた事を…


俺は一番…知りたいよ…。