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『間違い』電話
第14章 『魔性』
ドッキン…


「あ…何してたんだ…?」


尚子が寝ているカーペットの周りが…
むしり取られて…残骸が山の様になっていた。


もしかして…ここで昨日から待って居たのか?


何とも言えない感情が入り混じり、重い溜息を一つ吐いた。


取り敢えず尚子にタオルケットをかけてやり、冷蔵庫からビールを取り出そうとすると…


「はぁ…昨日帰って来ないの知らせたのに…」


二日分の食事と、今日の昼用の弁当が用意されていた。



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