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『間違い』電話
第14章 『魔性』
「さっきって…」
「2時間前に…容体が急変して…うっ」
宏美は真っ赤に充血した瞳から、大粒の涙を落とし出す。
「急変…もしかして…」
『死んだ』のか?
呆然としそうになりながらも、崩れ落ちそうになる宏美を抱き締めると…
「ひっく…うぅぅ…今…社内の方が…来てるの…」
「社内?もう会社に伝えたの?」
つい2時間前でこんなに落ち込んでいるのに…
いや…会社に身内がいるから、その人物には伝えたのかもしれない。
「叔父さんだっけ…会社にいる身内って…」
宏美は首を振って
「叔父じゃない…小林さん…」
「え…小林…って…」
ガッタン…
病室のドアが開いた…。
「2時間前に…容体が急変して…うっ」
宏美は真っ赤に充血した瞳から、大粒の涙を落とし出す。
「急変…もしかして…」
『死んだ』のか?
呆然としそうになりながらも、崩れ落ちそうになる宏美を抱き締めると…
「ひっく…うぅぅ…今…社内の方が…来てるの…」
「社内?もう会社に伝えたの?」
つい2時間前でこんなに落ち込んでいるのに…
いや…会社に身内がいるから、その人物には伝えたのかもしれない。
「叔父さんだっけ…会社にいる身内って…」
宏美は首を振って
「叔父じゃない…小林さん…」
「え…小林…って…」
ガッタン…
病室のドアが開いた…。