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『間違い』電話
第14章 『魔性』
そんな麻里に苛々する…。
宏実は急な話の展開に、状況が読めなくて固唾を飲んで俺の腕を掴んだままでいる。
「あの中身…奥様に言えるか?」
麻里はチラリと宏実を見て
「賢は…見たの…?」
「あぁ…」
眉間に皺を寄せて怪訝な顔で
「どうして…?」
はぁ?
なんでここで『どうして』なんて言葉になるんだよ!
「お前がいきなり消えた理由を知りたかったからに決まってるだろ!」
「何で賢がSDカード持ってるのよ!」
「それは…!誰か知らないけど…ポストに入れられてたからだよ…」
宏実は急な話の展開に、状況が読めなくて固唾を飲んで俺の腕を掴んだままでいる。
「あの中身…奥様に言えるか?」
麻里はチラリと宏実を見て
「賢は…見たの…?」
「あぁ…」
眉間に皺を寄せて怪訝な顔で
「どうして…?」
はぁ?
なんでここで『どうして』なんて言葉になるんだよ!
「お前がいきなり消えた理由を知りたかったからに決まってるだろ!」
「何で賢がSDカード持ってるのよ!」
「それは…!誰か知らないけど…ポストに入れられてたからだよ…」