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『間違い』電話
第14章 『魔性』
宏実の様子が気になったが、親族もこれから来るとの事で、病院に残るから自分だけ病院を後にした。
職場には直帰の連絡をして、尚子に帰りが遅くなる旨を連絡する。
どうせ分かる事だが、兼子の死亡は一応伏せて
『病院で麻里に会った。これから少し話をするから、家に帰るの明日にして欲しい。夕飯も外で食べてくるから大丈夫だよ。』
少し下手に書いて送信した。
尚子から直ぐに返事が届き
『分かった。気を付けてね!』
無難な返信の言葉に、ホッとして麻里の連絡を待っていると
『駅ビルのカフェに19時』
と、端的に送られて来た。
職場には直帰の連絡をして、尚子に帰りが遅くなる旨を連絡する。
どうせ分かる事だが、兼子の死亡は一応伏せて
『病院で麻里に会った。これから少し話をするから、家に帰るの明日にして欲しい。夕飯も外で食べてくるから大丈夫だよ。』
少し下手に書いて送信した。
尚子から直ぐに返事が届き
『分かった。気を付けてね!』
無難な返信の言葉に、ホッとして麻里の連絡を待っていると
『駅ビルのカフェに19時』
と、端的に送られて来た。