この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
『間違い』電話
第6章 『接近』
コツン…コツン…。


旧型賃貸マンション、オートロック無しの造りは、そろそろ引っ越したいと思わせる。


階段を昇りながら、麻里との婚姻と引っ越しも考えた。


「手っ取り早く、指輪買いに行くか…」


お互い忙しくて、最近遠出もしてないし…。


保険営業をしている麻里は、土日でもお客の所に行く場合もあった。


収入もそこそこあるから、そんなシャカリキにならなくてもいいだろうに…。


きっと仕事が楽しくて、仕方ないんだろうけど。


鍵を挿して、ドアを開ける。


「ただいま……あれ?」


玄関には、見慣れないヒールがあった…。


でも…このベージュにリボン…
どこかで見た気がする…。


「あっ!賢~お帰り!」


「お客?」


「うん!ごめんね…職場に入った新人さんなの…今日一緒に外回りデビューしたんだけど、近場まで来たから休息してたんだ」


「あ…そうなんだ…時間潰して来ようか?」


「ううん!大丈夫よ~もう帰るって!ねっ岩村さん!」


「え…岩…村……」

/611ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ