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『春のほどけ …戻れない距離』
第2章 「卯月」―揺れと否定

 四月「卯月(うづき)」

 旧暦でいう四月。
 季節的には晩春から、初夏への移行期にあたる。

『卯の花(うのはな)』が、咲く月。

 そして、ウツギが咲き…
 
 新緑が芽生え…

 空気が軽くなる。

 また、春の花が散り、終わる。

 春が終わり――


 空気が穏やかに安定しかけるが、しかし、まだ、どこか緩み…
 
『戻れなさ』が、静かに確定する。

 それは、終わりではなく…

 後戻りできないことの、はじまり―――


 止めようとするほど、止められない…

 それが意志なのか

 流れなのか

 もう、分からない。

 ただ一つ確かなのは…

 もう、何もなかった時には、戻れないということ。


 心は、保てているつもりだった…

 けれど、もう保とうとはしていなかった。

 それでも、離れようとは…

 いや、離れられない―――

 
 卯月きて
 言い訳だけが
 増えてゆき
 触れぬはずさえ
 曖昧になる


 
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