この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
2026人質交換を託された女 (下巻)
第1章 救出
看護師は何も言わない。そのまま側にいる。
里紗の体は、汗で濡れている。パジャマが肌に張り付き、生地が呼吸のたびに引きつれる。
看護師の手が動く。前を開き、濡れた布をそっと離す。そこにタオルが当てられる。胸元から、ゆっくりと拭き取られていく。強く押さえず、なぞるように残った湿りを拾っていく。
里紗の胸元が熱くなり、硬さが残っている。看護師の手は、その上を通り、何も変えず、拭き取る動きだけを続ける。
呼吸はまだ浅い。胸の上下に合わせて、手の動きが変わっていく。
手が止まる。そしてタオルが離れる。
「下着を変えましょうか」
その声は、とても柔らかく、押し付けることはなかった。里紗は、小さく頷いた。彼女は看護師の動きに従い、促されるまま、身を預け、そっと目を閉じた。体の奥に残った緊張だけが、まだ抜けきらなかった。
呼吸が徐々に落ち着いていく。電子音が同じリズムで鳴り続けていた。
里紗の体は、汗で濡れている。パジャマが肌に張り付き、生地が呼吸のたびに引きつれる。
看護師の手が動く。前を開き、濡れた布をそっと離す。そこにタオルが当てられる。胸元から、ゆっくりと拭き取られていく。強く押さえず、なぞるように残った湿りを拾っていく。
里紗の胸元が熱くなり、硬さが残っている。看護師の手は、その上を通り、何も変えず、拭き取る動きだけを続ける。
呼吸はまだ浅い。胸の上下に合わせて、手の動きが変わっていく。
手が止まる。そしてタオルが離れる。
「下着を変えましょうか」
その声は、とても柔らかく、押し付けることはなかった。里紗は、小さく頷いた。彼女は看護師の動きに従い、促されるまま、身を預け、そっと目を閉じた。体の奥に残った緊張だけが、まだ抜けきらなかった。
呼吸が徐々に落ち着いていく。電子音が同じリズムで鳴り続けていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


