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 不倫遊戯
第6章 (6)
「もしもし」

葉月はスマホを耳にあて、かかってきた電話に出た。

「「黒田との食事は終わった?」」

「こんな時間に私と電話して大丈夫なんですか?」

「「今、タバコを買いにコンビニに向かってる」」

「そんなんですね」

「「食事は済んだの?」」

葉月はベッドでうつ伏せのまま熟睡している黒田に目をやり

「食事はすみました」

「「そう。何もなかった?」」

葉月は全裸でベッド脇から腰を上げ

「状況報告の義務とかあるんですか?」

「「いや、もしあいつが酒を飲んでいたらって考えると心配になって。酒癖が悪いんだよ、黒田は」」

「確かに酒癖は良くない感じでした。多弁になっておられたので」

「「喋りすぎ?あいつ、俺のことを何か言ってたか?」」

葉月は頭をおさえて、ホテルの部屋の洗面所に向かいながら

「社長。黒田さんにつられて私も結構飲んじゃって」

「「酔い疲れた?」」

「はい。ちょっと頭が痛くて」

「「ああ。悪かった。ゆっくり休んで。また、明日」」

「はい。おやすみなさい」
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