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鬼畜野郎Xチーム・イイ女をヤローぜ!貞淑妻輪姦調教肉便器編
第50章 ジラーフの葛藤
幸いというべきか、俺様は、店を畳んで、自由な時間を楽しんでいた。

さすがにこの歳になってランニングはツラい。しかし、下半身の強化の必要性を感じていた。だから、歩いた。道玄坂、赤坂、神楽坂、のぞき坂、狸坂、乃木坂、大黒坂など、都内には坂が多い。その坂を登ったり下りたりしながら、街並みや店並みを見て歩いた。

偶然でもいい千佳子に会えるかもしれないと、千佳子に似合いそうな街を歩いた。千佳子の家の場所は知っていたが、そこには近づかなかった。ストーカーだと思われるのは、俺様のプライドが許さなかった。千佳子が立ち寄りそうなショップを見つけては覗いた。千佳子がカフェ巡りが好きだと言っていたことを思い出しては、街角のカフェでコーヒーを飲みながら通りを見た。お陰でスマートフォンの使用機会は激減した。ギガが余ること余ること。

靴底がすり減るほど、歩き回った。後ろ姿似た女性を見かけると足早に追い抜いたり、千佳子の声に似た声がすると振り返ったり…。まるで、中高生の頃に戻ったように過ごした。

紀伊国坂を下り、永田町。皇居の堀。日比谷パレスでランチ。ここまで来たら、自分の店の後がどうなったのか気になって、銀座に向かった。

途中、千佳子と以前に行ったプロントの前を通った。まさかの閉店。俺様の店が閉店した時点では店はあったはず…。銀座の新陳代謝も激しさを増しているのか…。

千佳子との想い出の店が閉店していたことは、俺様と千佳子を繋ぐ何かが切れた様な悪い予感がした。

そんな思いを抱えたまま、俺様は自分の店があった雑居ビルの前に立った。当然、既に店の名前はない。軽くため息が漏れた。少なくとも、十年ほどはここに通い、時間を過ごした場所。

感慨がないわけではなかった。

しかし、そんな感慨や懐古をする時間はなかった。まさか!!!!!!!

驚きしかなかったが、建物の中から出てきた人を見て、息を呑んだ。

ち、千佳子…。

「お久しぶり。お店、本当に閉店したのね」

話しかける千佳子。

「ああ」

俺様は頷いた。あまりの展開に声がでない。いつも滑らかに出てくる言葉が…。まるで失語症か何かになったのかと思うほど、言葉が浮かばなかった。
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