この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はだかの淳子
第4章 浮気、じゃない
10月やけど、すごく暑い日。あたし、東京に行った。先生、しばらく東京から戻れないって。あたし、先生にY君のこと話した。

「ごめんね、先生…」
「いや、なんとなくわかってた…」
せっかく先生が取ってくれた、品川のいいホテル。別れ話、ちょっと辛かった。

「僕は淳子ちゃん、まだ好きやで…」
「あたしも…先生、嫌いやないよ」
カーテンの向こう、東京の夜景。タワーと、綺麗な灯が見えた。

「でも、あの男がいいんやろ」
あたし、素直に頷いた。先生、悲しそうな顔してる。あたし、申し訳なくて。あたしが悪いだけや。

「淳子ちゃん、きれいになったもんな」
窓の外を見ながら、先生が言った。ダブルベッドの部屋、窓際にあるソファの上、先生とあたし座ってた。

「それは、先生のおかげやと思う…」
「僕だけやないやろ…」
「うん…」
先生、やっと笑った。笑うとこ、ちがうけど。それでも、あたし少しホッとした。

「僕な、転勤になるねん」
そんなこともあると聞いてたけど、結局先生、しばらく関東暮らし。

「だから、しょっちゅう淳子ちゃんと会えへん…」
あたし、何も言えんかった。黙ったまま、先生の顔見てた。

「できたら淳子ちゃんの『先生』でいたいなあ…」
「先生はずっと、あたしの『先生』や…」
あたし、本心で言ってた。先生、笑ってくれた。
/97ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ