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はだかの淳子
第8章 オレと淳子、Tさん
やっぱ、進路を変えようと、内定辞退した。医者はさすがに無理やから、リハビリの先生を目指した。もちろん親も友達も彼女も、びっくり。それでも専門学校に願書を出し、試験を受け合格。その間、アルバイトを掛け持ちして学費を稼いだ。彼女も結果的に応援してくれた。けど、やっぱり溝はできていた。
卒業して今の職場に入った頃、彼女が別れ話を切り出した。そこそこの会社に入った彼女、先輩とできてた。その先輩が海外赴任になるので、結婚して付いていくって。なんか、気配はあったけどさすがにショックやった。大学の友達もみんな、それぞれ忙しくなって、なんかオレだけ取り残された感があった。
「さんでも君でも呼び捨てでも、なんでもええやんw」
オレとユキの会話に、黙って飲んでいたTさんが割って入った。ユキがTさんの頭、軽くはたいてた。
「それより最近、ちょっと疲れてないか…?」
はたかれた頭の毛を直しながら、Tさんがオレに尋ねた。確かに新人として仕事の疲れ、そして彼女の別れ話が同時に来てた。オレ、ちょっと涙ぐんでた。
「いや、大丈夫ですよ…」
「そんならええけど…」
笑顔のまま、Tさんはまた飲み始めた。そしてTさんの代わりに、ユキが話し始めた。
「Tさん、六〇精児に似てない?!」
「確かに!似てる!!」
「せやろw」
Tさんの行きつけのバー、ボックス席でユキとオレが笑った。Tさん、微笑みながらユキの頭、はたき返した。
「六〇言うな!w」
「ええやん、イケメンの六〇さんやんw」
ふたりの関係、仲がええ同僚以上の感じがした。でも、決して嫌な感じはなかった。
卒業して今の職場に入った頃、彼女が別れ話を切り出した。そこそこの会社に入った彼女、先輩とできてた。その先輩が海外赴任になるので、結婚して付いていくって。なんか、気配はあったけどさすがにショックやった。大学の友達もみんな、それぞれ忙しくなって、なんかオレだけ取り残された感があった。
「さんでも君でも呼び捨てでも、なんでもええやんw」
オレとユキの会話に、黙って飲んでいたTさんが割って入った。ユキがTさんの頭、軽くはたいてた。
「それより最近、ちょっと疲れてないか…?」
はたかれた頭の毛を直しながら、Tさんがオレに尋ねた。確かに新人として仕事の疲れ、そして彼女の別れ話が同時に来てた。オレ、ちょっと涙ぐんでた。
「いや、大丈夫ですよ…」
「そんならええけど…」
笑顔のまま、Tさんはまた飲み始めた。そしてTさんの代わりに、ユキが話し始めた。
「Tさん、六〇精児に似てない?!」
「確かに!似てる!!」
「せやろw」
Tさんの行きつけのバー、ボックス席でユキとオレが笑った。Tさん、微笑みながらユキの頭、はたき返した。
「六〇言うな!w」
「ええやん、イケメンの六〇さんやんw」
ふたりの関係、仲がええ同僚以上の感じがした。でも、決して嫌な感じはなかった。

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