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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第104章 ほだされた情愛
バーの時よりもさらに距離が近くなったことで、会話はより親密さを増していく。律弥は先ほど泣いてしまった気恥ずかしさを隠すように、自分の子供時代の他愛ない失敗談を一生懸命に話し、澪はそれを本当に愛おしそうな表情で見つめながら、時に優しくからかい、時に自身の若い頃の思い出をぽつりぽつりと打ち明けた。
時間を忘れて語り合ううちに、テーブルの上の空き缶は一つ、また一つと増えていき、やがて用意していたアルコールはすべて尽きてしまった。
それと同時に、二人の身体には心地よい、程よい酔いがじわじわと回っていた。アルコールの魔力と、お互いの孤独や不器用な内面に触れたことで、澪の心の中にあった防衛本能という名の壁は、今や完全に消え失せていた。目の前の青年に対する憎しみや警戒はどこにもなく、ただ一人の愛おしい存在として彼を受け入れている自分がいた。
しかし、その穏やかな空気の中で、静かに、けれど確実に変化しているものがあった。
三度の射精を終えてすっかり眠りについていたはずの、律弥の若さゆえの旺盛な性欲が、この数時間の休息と、すぐ隣から漂う澪の甘い香りのせいで、完全に回復してしまっていたのだ。
ソファーから立ち上がり、なんとなくベッドの横へと移動したとき、ふと二人の視線が真っ直ぐに交わった。
心地よく酔い、完全に心の壁を無くして潤んだ瞳で見上げてくる美しい年上の女性。そして、若さゆえの熱い衝動を再びその身に宿し、真っ直ぐな欲情と愛おしさを隠そうともしない二十歳の青年。
静まり返った夜の客室、二人きりの空間、そして互いに引き寄せ合う心と身体。
これだけの条件が揃って、何も起きないはずがなかった。理性のタガが静かに外れ、夜の静寂を破るようにして、当然のように二人の新たな情熱が始まろうとしていた。
どちらからともなく、ベッドの傍らで自然と身体が立ち上がる。磁石が引き寄せ合うかのように、二人の距離は一瞬でゼロになった。互いの体温を貪るように、力強く、けれどどこか切なさを孕んだ仕草で、お互いの身体を強く抱きしめ合った。
時間を忘れて語り合ううちに、テーブルの上の空き缶は一つ、また一つと増えていき、やがて用意していたアルコールはすべて尽きてしまった。
それと同時に、二人の身体には心地よい、程よい酔いがじわじわと回っていた。アルコールの魔力と、お互いの孤独や不器用な内面に触れたことで、澪の心の中にあった防衛本能という名の壁は、今や完全に消え失せていた。目の前の青年に対する憎しみや警戒はどこにもなく、ただ一人の愛おしい存在として彼を受け入れている自分がいた。
しかし、その穏やかな空気の中で、静かに、けれど確実に変化しているものがあった。
三度の射精を終えてすっかり眠りについていたはずの、律弥の若さゆえの旺盛な性欲が、この数時間の休息と、すぐ隣から漂う澪の甘い香りのせいで、完全に回復してしまっていたのだ。
ソファーから立ち上がり、なんとなくベッドの横へと移動したとき、ふと二人の視線が真っ直ぐに交わった。
心地よく酔い、完全に心の壁を無くして潤んだ瞳で見上げてくる美しい年上の女性。そして、若さゆえの熱い衝動を再びその身に宿し、真っ直ぐな欲情と愛おしさを隠そうともしない二十歳の青年。
静まり返った夜の客室、二人きりの空間、そして互いに引き寄せ合う心と身体。
これだけの条件が揃って、何も起きないはずがなかった。理性のタガが静かに外れ、夜の静寂を破るようにして、当然のように二人の新たな情熱が始まろうとしていた。
どちらからともなく、ベッドの傍らで自然と身体が立ち上がる。磁石が引き寄せ合うかのように、二人の距離は一瞬でゼロになった。互いの体温を貪るように、力強く、けれどどこか切なさを孕んだ仕草で、お互いの身体を強く抱きしめ合った。

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