この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第109章 生贄のプロローグ ―汚されたルージュ、奈落への署名―
翌朝、夜が明けると、リビングを支配していた生々しい背徳の空気は嘘のように消え去り、二人はいつも通りの朝を迎えていた。いつもと違うのは、澪の手元に外泊用の荷物が握られていることだけだった。
その中には昨夜、自分が盗み見てしまったあの過激な服と下着――今夜から3日間、あの真壁の性欲をそそるために用意された衣装が詰まっている。澪は雄一に、見ないでと昨夜言っていた。だからこそ、その荷物に関して雄一は何も言えなかった。
出勤中の電車でも、オフィスに到着してからも、二人の間には重苦しい沈黙が流れていた。雄一はデスクから澪の後ろ姿を盗み見ては、昨夜のどす黒い興奮と絶望が入り混じった感情に、激しく胸を掻き乱されていた。
何より雄一を苛み、狂わせそうにしていたのは、あまりにも重い自責の念だった。 あの夜の悪夢のようなゲーム。澪を真壁に貸し出すという最悪の結果を招く決定的なポイントを真壁に与えてしまったのは、他でもない、夫である雄一自身だったのだ。 もしあの時、自分が違う選択をしていれば、今夜から澪が身を委ねる相手は、彼女にとって一番安心できる存在である宇佐美になっていたはずだった。だが、宇佐美は澪に対してただの欲望ではない、心を通わせた本物の愛を紡ごうとしていた。目の前で妻と若い男が心を通わせ、真に愛し合おうとするその姿に、雄一はどうしても耐えられなかった。許せないという醜い嫉妬心が邪魔をして、宇佐美を選ぶことができなかったのだ。 その結果が、これだ。宇佐美への嫉妬を優先した代償として、澪は今夜から、獣のように強引で、容赦なく肉体を貪るだけの真壁の元へと送り出されることになってしまった。すべては自分の歪んだ感情が招いた自業自得であり、澪をこの生き地獄へと突き落としたのは自分なのだという事実に、雄一は内側から焼き尽くされるような悔恨に身を焦がしていた。
/1142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ