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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第113章 人妻の達観と誤算の暴発
だが、身体はどれほど泥に塗れ、男たちの欲望に弄ばれようとも、心だけは違った。魂の最深部にある雄一への愛と、家族の元へ必ず帰るという意志だけは、誰にも決して触れさせることも、汚させることもできない。自ら望んでこの地獄に足を踏みいたわけではないけれど、この絶望的な状況において真壁を満足させ、無事にこの3日間を乗り切ることさえできれば、あのプロジェクトは間違いなく上手くいくはずなのだ。それは会社の安泰へと繋がり、何よりも愛する雄一と紬との未来を、家族の今の平穏な生活を守り抜くことになるはずだった。
ここで屈してすべてを台無しにするわけにはいかない。あからさまに反抗して火に油を注ぐのではなく、ただこの男に身体を委ね、家族を守るための3日間を静かに耐え抜かなければならない。そう自分に言い聞かせると、澪の胸の奥に、凍てつくような虚無とは異なる、かすかな意思の光が戻り始めていた。
「……真壁さん」
澪は小さく息を吐き出し、ゆっくりと顔を上げた。
「ん? 何さ。まだ何か言い訳でもあるの?」
「言い訳じゃないわ。真壁さん……私は、あなたの言う通りにする。この3日間、あなたに身体を委ねるわ。真壁さんに満足してもらえるように、あなたの求めるようにするから」
「は……? 求めるようにする?」
唐突に澪の口から飛び出した言葉に、真壁は虚を突かれたように目を丸くした。澪は震える身体を必死に支え、年下の真壁に対してあえて一歩も引かない大人の落ち着きを払いながら、言葉を繋いだ。
「ええ。あなたの望む通りに受け入れるわ。だからその代わり、あのプロジェクトを今まで以上に確実に進めてくれるって、ここで約束してほしいの。それが、私がこの3日間をここで過ごす条件よ。真壁さんなら、それくらいの権限はあるでしょう?」
ただ一方的に蹂躙されるだけの人形になるつもりはなかった。どれほど汚れた身体であろうとも、今の自分にできる最大限の対応で真壁の欲望をコントロールし、プロジェクトの成功を確固たるものに引き寄せようとする、澪なりの必死の知略であり、心の防衛だった。
ここで屈してすべてを台無しにするわけにはいかない。あからさまに反抗して火に油を注ぐのではなく、ただこの男に身体を委ね、家族を守るための3日間を静かに耐え抜かなければならない。そう自分に言い聞かせると、澪の胸の奥に、凍てつくような虚無とは異なる、かすかな意思の光が戻り始めていた。
「……真壁さん」
澪は小さく息を吐き出し、ゆっくりと顔を上げた。
「ん? 何さ。まだ何か言い訳でもあるの?」
「言い訳じゃないわ。真壁さん……私は、あなたの言う通りにする。この3日間、あなたに身体を委ねるわ。真壁さんに満足してもらえるように、あなたの求めるようにするから」
「は……? 求めるようにする?」
唐突に澪の口から飛び出した言葉に、真壁は虚を突かれたように目を丸くした。澪は震える身体を必死に支え、年下の真壁に対してあえて一歩も引かない大人の落ち着きを払いながら、言葉を繋いだ。
「ええ。あなたの望む通りに受け入れるわ。だからその代わり、あのプロジェクトを今まで以上に確実に進めてくれるって、ここで約束してほしいの。それが、私がこの3日間をここで過ごす条件よ。真壁さんなら、それくらいの権限はあるでしょう?」
ただ一方的に蹂躙されるだけの人形になるつもりはなかった。どれほど汚れた身体であろうとも、今の自分にできる最大限の対応で真壁の欲望をコントロールし、プロジェクトの成功を確固たるものに引き寄せようとする、澪なりの必死の知略であり、心の防衛だった。

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