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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第113章 人妻の達観と誤算の暴発
しかし、澪は深く、静かに息を吸い込んだ。ここでためらったり、拒絶したりすれば、真壁を逆撫でするだけだ。彼を完全に満足させ、プロジェクトを確実に進めさせるという目的を果たすため、そして何よりも愛する雄一と紬との平穏な日常を守るためなら、自分のプライドなどいくらでも投げ捨ててみせる。汚れるのは身体だけでいい。心までこの男に屈服したわけではないのだ。
澪は意を決し、ゆっくりと自分の身体に手を伸ばした。
真壁のギラついた視線が全身に突き刺さる中、澪は背中側に手を回さず、身体の正面から腕をクロスさせるようにしてラベンダーカラーのブラジャーに触れた。そして、両手でカップ部分を優しく包み込むようにして軽く押さえながら、まずは背中のホックへと指を指を這わせる。プチと小さな音がしてホックが解かれたが、澪がしっかりと手で押さえているため、ブラジャーはその場に留まったままだ。
ホックが外れたその状態から、澪は正面から自分の肩のストラップに指をかけ、片方ずつゆっくりとずらし始めた。自身の白い肌にレースを包装を這わせるようにして、まずは片方のストラップを肩から滑り落とす。その瞬間、澪はあえて大人の艶やかさを演出するように、豊かな胸の谷間を強調しながら軽く身体をくねらせた。真壁の視線がその動きに釘付けになるのが分かる。
続けて、もう片方のストラップも同じように、焦らすような手つきでゆっくりと落とした。これでホックもストラップもすべて外れ、ブラジャーは澪の手が離れればすぐにでも床へと落ちてしまう、文字通りギリギリの状態で胸元にキープされている。澪はその危うい状態のまま動きを止め、真壁をじっと見つめ返した。
真壁が息を呑んで見守る中、澪は押さえていた片方のカップを少しずつ、本当にミリ単位の遅さでずらしていった。白く柔らかな膨らみが露わになり、その先端にある美しいピンク色の乳首が、隠しきれずに剥き出しになる。そこで一度手を止め、真壁の飢えたような視線がその鮮やかな色に集中するのをしっかりと肌で感じてから、もう片方のカップもゆっくりと外した。
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