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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第17章 理性を堕とす快楽の刻印
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しばしの静寂の後、荒い呼吸だけが座敷に響く。鬼頭は澪を組み敷いたまま、勝ち誇った顔でレンズの向こうの雄一を睨みつけた。
「がはは! 雄一、聞いたか? 今、お前の清楚な妻は、俺のをナカで噛み締めながら、ハッキリと『いく』と言いやがったぞ! これで3回目だ! 夫に『大丈夫か』なんて情けない心配をされながら、他人の男に3度も逝かされて、自分から白状しやがったんだ!」
「……いや、嫌ぁっ! 今のは……嘘、嘘よ……っ! 私は、いってなんて……嫌、嫌ぁぁぁっ! 雄一さん、違うの、信じて……っ!」
意識が戻ると同時に、澪は狂ったように首を振って否定した。涙が頬を伝い、乱れた髪が顔に張り付く。耐えに耐えていたはずなのに、最後の最後で口を割ってしまった自分への嫌悪と恐怖が彼女を突き動かす。しかし、その否定も、彼女の身体がまだ鬼頭の剛直を離さず、ピクピクと快感の余韻で震えている事実を隠すことはできなかった。
「……ぁぁ……っ」
雄一は、ただ立ち尽くしていた。愛する妻が、自分以外の男に翻弄され、あれほど耐えていたはずなのに、ついに自ら絶頂を認めてしまった瞬間。その震える嬌声は、どんな暴力よりも残酷に雄一の心を切り裂いていた。
(澪……君、今、確かに言ったね……。僕の前で、そんな、そんな声を……っ)
雄一は屈辱と絶望の底に沈んでいたが、それでも澪を責める言葉は出てこなかった。悪いのは自分だ。自分の不甲斐なさが、この美しい女性をこんな地獄に引きずり込み、限界まで耐えさせてしまったのだという強烈な後悔が彼を苛む。
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