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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第4章 凌辱の前菜
鬼頭の動きは、酒が進むにつれて這い寄る蛇のように、次第に大胆さを増していった。最初は、隣に座る澪の肩に親しげに、しかし逃げ道を塞ぐように重々しく手を置くことから始まった。
「澪、そんなに強張るな。せっかくの祝いの席なんだ。もっと楽にしろ」
鬼頭はそう言いながら、スーツ越しに彼女の肩を指先でねっとりと揉み、そのまま腕、そして背中へと、確かめるようにゆっくりと手のひらを滑らせていく。澪は拒絶の悲鳴を上げたい衝動を必死に抑え、目をつぶって震えをこらえた。紬を預けてきたあのマンション。明日の夕方までというあの宣告。その「期限」までのカウントダウンが、彼女の心臓を激しく打ち鳴らしていた。
宴が中盤に差し掛かり、鬼頭の饒舌さが頂点に達した頃、その手はついに決定的な一線を越えた。背中を愛撫していた手は、タイトスカートの裾から覗く、黒いパンティストッキングに包まれた太ももへと伸びたのだ。
「……っ、ぁ……!」
澪が短く息を呑む。鬼頭はそれを楽しむように、ナイロンに包まれた柔らかな肉を、指先でなぞるように、あるいは強く食い込ませるようにして、ねっとりと撫でまわした。
「いい感触だ。この黒いナイロン越しに伝わるすべすべとした肌の質……。薄っすらと透ける肌の白さが、この黒に映えて最高に淫らじゃないか。脚フェチの男なら、これだけで一晩中眺めていられるほど悩殺されるだろうな。なあ雄一、お前も知ってるだろう? この脚の美しさを。取り立ての時からずっと、こうして、俺の手で直接汚してやりたかったんだ」
雄一は視界を覆う絶望に耐えかね、顔を背けようと首を振った。しかし、鬼頭の冷酷な眼光がそれを許さない。「見ておけ、これが現実だ」と言わんばかりの威圧感に射すくめられ、雄一は金縛りにあったように、妻の体が弄ばれる様を直視し続けるしかなかった。
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