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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第45章 懇親会への招待 絶望のドレスコード
「懇親会にはもちろん、雄一くん、君も来てもらう。だが一つ、絶対の条件がある。澪くんの夫であることは、一言も口にしてはならない。君はあくまで、鬼頭さん側のプロジェクトメンバーとして出席するんだ。夫婦だという余計な情念は、男たちの興を削ぐからね」
神楽坂はそう言い放つと、傍らの黒い漆塗りの箱を開いた。
「当日の澪くんの衣装は、私が用意した。これを着てもらう」
箱の中から現れたのは、一見すると清楚なOL風のグレースーツだった。しかし、それを見た澪は、驚愕に目を見開いた。
「これを……ですか? 丈も、それにこの胸元も……あまりに破廉恥です。普通のスーツで出席させてください」
澪が震える声で抗議すると、神楽坂は冷ややかな笑みを浮かべ、淡々と理屈を並べ立てた。
「いいかね、澪くん。呼んでいるプロの女たちも皆、これと同種の衣装を着るんだ。そんな中で君一人だけが地味な私服や普通のスーツでいれば、逆に浮いて目立ってしまうだろう? それこそ3人の男たちの不自然な注目を集め、余計な火をつけることになる。周りと同化して目立たないようにすることこそ、君が『身代わり』に守られるための最善の策なんだよ」
「……っ、そんな……」
整然とした神楽坂の詭弁に、澪は反論の言葉を失った。用意されたジャケットは普通だが、セットのタイトスカートは膝上30センチはあろうかという超ミニ丈で、直立していても太ももが剥き出しになる。ブラウスは前がV字に深く開いており、合わせたところで留めるべきボタンすら存在しない。
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