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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第61章 涙の真実 妻を追い込む夫の嫉妬
狭く、清潔な個室の空間に一人きりになった瞬間、澪の張り詰めていた仮面が崩れ落ちた。溢れ出す涙を必死に手で拭いながら、震える指先で雄一の番号をタップする。
一方、鴫原家の寝室で廃人のようになっていた雄一の手元で、スマートフォンのバイブレーションが突然、狂ったように震え出した。画面に表示されたのは『澪』の二文字。
雄一は弾かれたように起き上がり、狂暴な勢いで通話ボタンをスライドさせた。
「み、澪……っ! 澪なのか……っ!?」
『――雄一さん……っ! ごめんなさい、ごめんなさい……っ!!』
電話の向こうから聞こえてきたのは、先ほどまでの快感に狂った雌の叫びではなかった。泣きじゃくり、過呼吸寸前になりながら、必死に声を押し殺して夫の名を呼ぶ、紛れもない雄一の最愛の妻・澪の「本当の声」だった。
「澪……! 君、さっきの言葉は……一体どういうことなんだ……っ!?」
『全部、嘘よ……っ! あんなの、全部あいつらを騙すための演技なの……っ! 雄一さん、聞いて……! 私は、宇佐美さんとずっと一緒にいることで……あの二人の、真壁さんと織部さんの、あの野獣みたいな欲望から逃れようとしているの……っ!』
「え……?」
雄一の頭が真っ白になる。
一方、鴫原家の寝室で廃人のようになっていた雄一の手元で、スマートフォンのバイブレーションが突然、狂ったように震え出した。画面に表示されたのは『澪』の二文字。
雄一は弾かれたように起き上がり、狂暴な勢いで通話ボタンをスライドさせた。
「み、澪……っ! 澪なのか……っ!?」
『――雄一さん……っ! ごめんなさい、ごめんなさい……っ!!』
電話の向こうから聞こえてきたのは、先ほどまでの快感に狂った雌の叫びではなかった。泣きじゃくり、過呼吸寸前になりながら、必死に声を押し殺して夫の名を呼ぶ、紛れもない雄一の最愛の妻・澪の「本当の声」だった。
「澪……! 君、さっきの言葉は……一体どういうことなんだ……っ!?」
『全部、嘘よ……っ! あんなの、全部あいつらを騙すための演技なの……っ! 雄一さん、聞いて……! 私は、宇佐美さんとずっと一緒にいることで……あの二人の、真壁さんと織部さんの、あの野獣みたいな欲望から逃れようとしているの……っ!』
「え……?」
雄一の頭が真っ白になる。

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