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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第3章 非情な契約
「聞いたか、雄一。お前の妻は、俺に犯される様を夫である貴様の目の前で見せつけることまで承知したのだ。明日この瞬間から、この女は俺を最高に愉しませるためだけの玩具だ。……今夜はせいぜい、お前たちの愛の深さを確かめ合うがいい。俺が奪うのはお前が独占していた『澪とセックスする特権』であって、お前たちが睦み合うのを今さら禁じるほど俺は狭量ではない。最後の一晩、家族水入らずで慈しみ合うんだな」

「……澪、やめてくれ……! 俺のために、お前がそんな……そんな惨めな辱めを受けるなんて、耐えられない……っ」
隣で膝をつく雄一が、血の出るような声を絞り出した。自分の不甲斐なさが、最愛の妻を怪物の餌食に差し出し、さらにその陵辱を観賞させられるという地獄に突き落とした事実に、彼は床に拳を打ちつけ、涙を流して崩れ落ちる。

だが、澪は震える指先をそっと雄一の頬に寄せ、涙を拭った。そして、鬼頭への恐怖を凌駕する、夫への深く揺るぎない愛が宿った瞳で彼を見つめた。

「雄一さん、聞いてください……。明日、私はあなたの前で汚されることになります。それは、この上ない屈辱で、死ぬほど辛いことかもしれません。でも……私が耐えるから、どうか、あなたも耐えて。どんなに無様に乱されても、私の心はあなたの隣にしかありません。だから、お願い……。何を見せられても、私を、私たちの絆を信じて。あなたと子どもを守れるなら、私は地獄の底へでも喜んで向かいます」

その凛とした誓いは、鬼頭にとっては最高のスパイスであり、雄一にとっては鋭い刃となって胸を刺した。
欲望をぎらつかせる鬼頭の視線は、気高く夫を守ろうとする澪の全身を、服の上から乱暴に愛撫するように、あるいは執拗に舐め回すように這った。今すぐその衣を剥ぎ取り、汚し尽くしたい衝動をあえて抑え、夫婦の絶望が完熟するのを愉しむかのように、鬼頭は不敵な笑みを深く刻んだ。
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