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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第102章 若き脅迫者
今夜、澪が逢うのは鬼頭ではない。あの懇親会が行われた会員制ホテルの若い従業員、時雨崎だった。澪の恥ずかしい写真は、あの懇親会のときにホテルマンとして部屋に来た時雨崎だから持っているのだ。そのとき神楽坂や織部の誘いにのり、イラマチオとフェラチオ、それに澪の乳首を堪能した、それが時雨崎だった。神楽坂が写真を撮っておけば、これから澪と大人の付き合いをする口実を作れるとそそのかされ、彼はその写真をネタに澪を脅迫してきたのだった。
雄一に、また鬼頭とは違う別の男に抱かれるということだけは、何があっても悟られるわけにはいかなかった。これ以上の絶望を夫に与えたくない一心で、澪はあえて鬼頭に協力を仰ぎ、夫を完璧に欺くための嘘の同行商談の予定を作ってもらったのだった。鬼頭は、澪が時雨崎に今回抱かれようと、他の男に抱かれようと、鬼頭自身のテクニックやモノの大きさに絶対の自信を持っているので、些細なこととしてとらえ、その願いをあっさりと受け入れたのだった。そればかりか、若い男の性欲を想定して「徹夜」という嘘の上書きまでして、陰でほくそ笑んでいたのだ。
夜になり、待ち合わせ場所に現れた時雨崎は、20歳という若さゆえの青さを隠すように、精一杯背伸びをして高級ホテルの中のこじゃれたレストランへと澪を連れていった。スマートに見せようとする彼の気取った仕草や、若い男特有の歪んだ独占欲に満ちた視線を感じながらも、澪の心は凍りついたままだった。目の前に並ぶ豪華な料理の味など、一切喉を通らない。どれほど甘い言葉を囁かれようとも、澪にとってはただの処刑台へのカウントダウンに過ぎず、何も楽しいはずがなかった。
食事が終わると、時雨崎はスマートに会計を済ませ、当然のような足取りでそのホテルの部屋へと澪を連れていくのだった。
雄一に、また鬼頭とは違う別の男に抱かれるということだけは、何があっても悟られるわけにはいかなかった。これ以上の絶望を夫に与えたくない一心で、澪はあえて鬼頭に協力を仰ぎ、夫を完璧に欺くための嘘の同行商談の予定を作ってもらったのだった。鬼頭は、澪が時雨崎に今回抱かれようと、他の男に抱かれようと、鬼頭自身のテクニックやモノの大きさに絶対の自信を持っているので、些細なこととしてとらえ、その願いをあっさりと受け入れたのだった。そればかりか、若い男の性欲を想定して「徹夜」という嘘の上書きまでして、陰でほくそ笑んでいたのだ。
夜になり、待ち合わせ場所に現れた時雨崎は、20歳という若さゆえの青さを隠すように、精一杯背伸びをして高級ホテルの中のこじゃれたレストランへと澪を連れていった。スマートに見せようとする彼の気取った仕草や、若い男特有の歪んだ独占欲に満ちた視線を感じながらも、澪の心は凍りついたままだった。目の前に並ぶ豪華な料理の味など、一切喉を通らない。どれほど甘い言葉を囁かれようとも、澪にとってはただの処刑台へのカウントダウンに過ぎず、何も楽しいはずがなかった。
食事が終わると、時雨崎はスマートに会計を済ませ、当然のような足取りでそのホテルの部屋へと澪を連れていくのだった。

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