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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第102章 若き脅迫者
完全に抵抗する気力を失い、その場に立ち尽くしたまま脱力した澪は、ただ絶望に染まった涙を流してうつむくことしかできなかった。これからの人生がさらに深く蹂躙されていく恐怖に震えながら、彼女は仕方なくその要求を許諾するしかなかった。
条件を呑ませたことで完全に主導権を握ったと確信した時雨崎は、満足げに鼻を鳴らすと、力なく立ち尽くす澪の手首を掴んだ。
「さあ、いつまでもこんなところに立っていないで、あっちに行きましょう」
時雨崎は抵抗する気力すら奪われた澪を引きずるようにして、部屋の奥へと歩みを進めた。入り口から、部屋の大部分を占める大きなダブルベッドの前まで連れていかれる間も、澪はただ操り人形のように足を進めることしかできない。
ベッドのすぐ傍にたどり着くと、時雨崎は待ちきれないといった様子で、立ったままの澪を再び正面から強く抱きしめた。
「やっと……やっと澪さんを独り占めして、こうして抱きしめられた……。ずっと、あの夜から忘れられなかったんですよ」
憧れの人妻を完全に自分の意のままにできているという征服感と喜びが、彼の若い声を高揚させていた。時雨崎は澪の身体をさらに密着させると、彼女の白く滑らかな首筋へと自らの唇を寄せ、じわりと這わせていく。吸い付くような若い唇の感触が肌に伝わるのと同時に、彼の大きな手が澪のジャケットの上から、その豊満な乳房へと伸びた。
スマートな立ち姿からは想像もつかないほど、メリハリのある澪の果実は、衣服の上からでもその圧倒的な存在感を主張していた。時雨崎はその感触を確かめるように、ジャケット越しに何度も強く揉みしだく。
「ん……っ」
澪は嫌悪感に身を震わせながらも、抗えない力で押し潰される胸の感覚に、かすかな吐息を漏らしてしまう。
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