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エロ本を拾っただけなのに3 ~娘の夫を寝取る母~
第6章 《終わらない妊活と募る妻の苛立ち》
──【2025年 晩秋】

優香が母の願いを受け入れ、家族全員で香代子の「妊娠」へと向けて動き出してから、早くも半年という月日が流れていた。
季節は初夏から過ぎ去り、冷たい秋の風が吹く11月。905号室のリビングで、優香は子どもたちの離乳食の片付けをしながら、苛立たしげにため息をついた。

(……また、今夜もお母さんの部屋か)

壁掛けカレンダーには、香代子の生理周期から予測された「排卵予定日」の印が、今月もびっしりと書き込まれている。
最初の頃、優香は本当に協力的だった。
香代子が聡と夜を共にしやすいよう、自分から進んで905号室で2人の子どもを寝かしつけ、家事を引き受けた。心の中では、どこか甘く考えていたのだ。

(相手は、あの聡さんだもん。2ヶ月、長くても3ヶ月あれば、すぐにできるはず)

聡のあの凄まじい精力と、百発百中とも思える生命力。それを身を以て知っている優香は、母の妊活などあっという間に終わるだろうと信じて疑わなかった。
しかし、現実はそう甘くはなかった。

45歳という香代子の年齢が、ここに来て大きな壁となって立ちはだかっていたのだ。
生理不順が続く香代子の身体は、排卵日の特定が非常に困難だった。基礎体温を測り、排卵検査薬を使っても、空振りに終わる月が続く。
月に一度、生理の出血を確認するたびに、703号室からは香代子の悲痛なすすり泣きが聞こえてきた。聡はそのたびに優しく香代子を慰め、また次のチャンスに向けて彼女を抱き続けた。

だが、その半年間という時間は、待たされる立場の優香にとっても、限界に近いものだった。
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