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大人の時間
第5章 隣の芝生
仁美
「気にしないでください♪それに、隆史の大きめの服もあるし」
「それに汗だくだし風邪引いちゃいますよー」
「ほら、つべこべ言わずに入って」

仁美がユウスケの大きな背中を押しながら、
自宅へ進めていく。

仁美
(凄い筋肉…ゴムの塊みたい…)

ユウスケを風呂場に押し込み、
仁美は自室戻りユウスケが着れる服を探す。

仁美
「隆史さんの服って、意外と細身が多いのね…」
「ユウスケさん着れるかしら」

脱衣所に服を置いたのはいいが、
自分も着替えないといけない事を忘れていた。

(朝シャワーは入ったけど、昨日と同じ服じゃない…)

仁美は自室に戻り、化粧直しを済ませ、部屋着のロングTシャツに着替えた。

リビングに戻ると、
ユウスケがバルコニー前から外を眺めている。

仁美
(どうかしたのかしら…あ!)

仁美に気づいたユウスケは慌てた。

ユウスケ
「あぁ!仁美さん!お風呂ありがとうございました!」

仁美は急いでカーテンを閉めた。
そう、バルコニーには仁美の洗濯物が干されていたのだ。

Tシャツ、ズボン、スカートなどあるが、
仁美が気にしていたのは下着だ。

カラフルな彩りのブラジャーやパンティ、
Tバックやレースのものも干されていた。

ユウスケが洗濯物を見ていたのかは不明だが、
視界には入っていただろう。

ユウスケをよく見ると、何か不自然だ。
隆史の服を着ているが、サイズが合わないのか、
Tシャツがパンパンになっているのだ。

下のスウェットパンツは幸いそこまで酷くないが、
やはり少し窮屈そうだ。

その光景に吹き出してしまう仁美につられ、
ユウスケも笑い出す。

気を取り直してコーヒーを淹れて、ユウスケに渡す。
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