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大人の時間
第10章 談合
夕日が空をオレンジ色に染める夕暮れ、
ピンクのTバックにエプロン姿の仁美は、
鼻歌を口ずさみながら自宅で食事の用意をしている。

ピンポーン♪

仁美
「あっ、来たわね」

正面入口を施錠し、
部屋へ上がるように催促する仁美。

ガチャッと玄関が開く。

仁美
「ケンジ君いらっしゃい」

ケンジ
「どうもー、お邪魔しまーす」

隆史の後輩のケンジだ。
仁美がケンジを出迎える。

仁美
「ごめんねー、急に呼び出しちゃって」
「夕食の買い物してたんだけど、買いすぎちゃつて」

ケンジ
「いえいえ〜。独身マン、夕食のお誘いはいつでもウェルカムです!」

いかにも営業マン、といった爽やかな笑顔だ。
クールビズで半袖Yシャツだが、外回りの後だろうか、
少し汗ばんでいる。

仁美
「暑かったでしょー。さあ入って入って」

仁美が後ろを向きリビングへ歩いていく。

ケンジは目が点になった。

エプロンで隠れていたが、
Tバックだけの仁美の背後が丸見えだ。
仁美が歩くたびに、桃のような尻がプルプルと揺れる。

ケンジ
(え?裸にエプロン…??)

同様しつつも、ひとまず仁美に合わせてリビングへ向かう。

仁美
「さあ座って座って」

ダイニングテーブルには豪華な料理が並ぶ。
刺身盛合せ、煮付け、サラダ、数々の小鉢とショートケーキが用意されている。

ケンジ
「うおー!めっちゃ豪華じゃないですか!

仁美
「仕事終わりで疲れてるでしょ」
「さぁ食べましょ」

お互いのグラスにビールを注ぎ、食事を始める2人。
仕事の話、ケンジの恋話、他愛もない話で酒も進み、
段々と酔いが回ってきた頃だった。

仁美
「ねぇケンジ君…」

虚ろな瞳で前かがみでケンジに身体を傾ける仁美。
緩めに縛ったエプロンの間から、仁美の谷間が見える。

仁美
「隆史さん、本当に出張多いよね」

ケンジ
「そりゃあ、部長の気に入りですからねー」
「将来の幹部候補って言われていて、社内の人気者ですよ」

仁美
「人気者かぁ…」
「女子にもモテたりしてるでしょ?」

ケンジは喉を詰まらせ、咳込みながら答えた。

ケンジ
「ま…まぁ、仕事もバリバリ出来るし…」
「モテると言うより頼られてるって感じですよ!」

仁美
「隆史さんイケメンだからねー」
「ねぇ〜ケンジ君…隆史さん、実は二人で出張に行ってない…?」
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