この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
影を背負った愛~足りない愛を、君に
第15章 会社で疼く恋~平日の秘密の距離/月曜日~
<健治SIDE>

一方、大内健治は自席で資料に目を通しながらも、
視線が自然と彩香の席へと向かっていた。

(……来たか)

彩香がフロアに入ってきた瞬間から、健治の胸に小さな波が立っていた。
いつもの白ブラウスに紺スカートではない。

オフホワイトのブラウスが、彼女の細い肩と控えめな胸元を柔らかく包み、
ライトブルーのジーパンが細い腰からむっちりとしたヒップ、
太ももへと続くラインを自然に浮かび上がらせている。

いつもより少し若々しく、ラフで、親しみやすい雰囲気だ。

肩まで下ろした黒髪と黒縁メガネの組み合わせは相変わらず地味めで控えめなのに、
今日の彩香はどこか「女の子」らしく見えた。

デートで見た淡いピンクのフレアスカートの可愛らしさを、会社仕様に落とし込んだような……そんな印象を受けた。
健治は資料をめくる手を止め、静かに目を細めた。

(……俺のせいか)

彩香が入社した時から、ずっと片思いしてきた。
地味で真面目で、少し幼い顔をしていて。
でも時折見せる純粋な笑顔に何度も胸を射抜かれてきた。
あの頃はただ遠くから見守ることしかできなかった自分が、今は彼女の恋人だ。

昨夜「彩香の全部が知りたい」とLINEで書いたばかりだ。

その言葉が、彼女の今日の服装に繋がっているのだろうか。
少しだけ自分に近づこうとしてくれたような、そんな健気さが胸に染みる。

(可愛い……。いや、相変わらずあか抜けないが、それがいい)

健治の口元が、わずかに緩んだ。
部下たちには父親のように慕われ、
そして近寄りがたいとも思われている渋い顔立ちが、
彩香を見る時だけ柔らかくなる。

厚みのある胸板の下で、心臓が少し速く鼓動を打っていた。

過去の自分を思い出すと、今のこの純粋な想いが、まるで贖罪のように感じられた。
(……みんなの前では「中山さん」として扱わなきゃならんが)

昼、父親のように慕われる課長の顔の下に、恋人としての欲望が静かに渦巻いていた。

健治は小さく息を吐き、再び資料に目を落とした。

だが、視線の端で、彩香のライトブルーのジーパンに包まれた柔らかなヒップのラインを、ほんの少しだけ意識してしまった。

(今日は……一日、目が離せんな)
/231ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ