この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
影を背負った愛~足りない愛を、君に
第19章 会社で疼く恋~平日の秘密の距離/木曜日~
昼 14時20分 彩香の自宅
午後になり、彩香は資料作成に集中しようとしていた。
リビングのワークスペースでキーボードを叩きながら、取引先向けのプレゼン資料をまとめている。
しかし、集中しようとするほどに、昨夜のプールサイドの記憶がふと頭をよぎった。
(……健治さんの水着姿……逞しい胸板が、私の体にぴったりと……
口ひげが唇に当たって、舌が深く入ってきて……
あんなところで、あんなに激しくキスされて……
もしあのまま、誰もいないプールで……健治さんに壁に押し付けられて……
布地をずらされたら……)
彩香の指が止まった。
想像が少しエロティックな方向へ飛んでしまい、頰が一瞬で熱くなった。
下腹部がじんわりと疼き、ニットの下で乳首が硬くなるのを感じて、
慌てて太ももをぎゅっと閉じた。
(……ばか! 何考えてんの私……!
仕事中なのに……こんなこと想像しちゃダメ……!)
耳まで真っ赤になり、両手で頰を押さえて小さく頭を振った。
ちょうどその時——。
プルルルル……
社用携帯が鳴り響き、彩香は肩をびくりと跳ねさせた。
「ひゃっ……!?」
画面を見ると「大内課長」と表示されている。
心臓が一気に跳ね上がり、慌てて電話を取った。
「は、はい! 中山です!」
声が明らかに上ずっていた。
さっきまでの妄想の余韻がまだ残っていて、息も少し乱れている。
「大内です。中山さん、悪いな。
修正資料の件で確認したいところがあるんだけど……」
健治さんの落ち着いた低い声が耳に直接響く。
彩香は背筋を伸ばし、必死に業務モードに戻ろうとしたが、声が少し掠れてしまった。
「は、はい……どの部分でしょうか……?」
要件を聞きながら説明を返すが、健治さんの低い声と昨夜の記憶が重なって、
頭の中がぐちゃぐちゃになる。
電話が終わる頃には、声が完全に上ずったままだった。
「……了解しました。修正して送ります……」
「ん、頼むぞ。……ところで」
午後になり、彩香は資料作成に集中しようとしていた。
リビングのワークスペースでキーボードを叩きながら、取引先向けのプレゼン資料をまとめている。
しかし、集中しようとするほどに、昨夜のプールサイドの記憶がふと頭をよぎった。
(……健治さんの水着姿……逞しい胸板が、私の体にぴったりと……
口ひげが唇に当たって、舌が深く入ってきて……
あんなところで、あんなに激しくキスされて……
もしあのまま、誰もいないプールで……健治さんに壁に押し付けられて……
布地をずらされたら……)
彩香の指が止まった。
想像が少しエロティックな方向へ飛んでしまい、頰が一瞬で熱くなった。
下腹部がじんわりと疼き、ニットの下で乳首が硬くなるのを感じて、
慌てて太ももをぎゅっと閉じた。
(……ばか! 何考えてんの私……!
仕事中なのに……こんなこと想像しちゃダメ……!)
耳まで真っ赤になり、両手で頰を押さえて小さく頭を振った。
ちょうどその時——。
プルルルル……
社用携帯が鳴り響き、彩香は肩をびくりと跳ねさせた。
「ひゃっ……!?」
画面を見ると「大内課長」と表示されている。
心臓が一気に跳ね上がり、慌てて電話を取った。
「は、はい! 中山です!」
声が明らかに上ずっていた。
さっきまでの妄想の余韻がまだ残っていて、息も少し乱れている。
「大内です。中山さん、悪いな。
修正資料の件で確認したいところがあるんだけど……」
健治さんの落ち着いた低い声が耳に直接響く。
彩香は背筋を伸ばし、必死に業務モードに戻ろうとしたが、声が少し掠れてしまった。
「は、はい……どの部分でしょうか……?」
要件を聞きながら説明を返すが、健治さんの低い声と昨夜の記憶が重なって、
頭の中がぐちゃぐちゃになる。
電話が終わる頃には、声が完全に上ずったままだった。
「……了解しました。修正して送ります……」
「ん、頼むぞ。……ところで」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


