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影を背負った愛~足りない愛を、君に
第4章 大きな背中に、甘い余韻 ~初めての休日と2人だけの約束①~
熱いシャワーの下で、大内は昨夜の激しい余韻に小さく苦笑した。

長らく恋をしていなかった身体は、彩香への想いと興奮で夢中になりすぎた。

付け根の辺りが少し痛む。
(……久々すぎたし、彩香とできる嬉しさでつい燃え上がっちまった。
歳なんだから、もう少し自制しないとな……)

それでも、顔には幸せな笑みが浮かんでいた。

一方、リビングでは彩香がエプロンを借りて料理に没頭していた。
人生で初めて「異性そして恋人のために」朝食を作るという実感に、胸がときめく。

(大内さんのために……私、ちゃんとできるかな。ちゃんと喜んでくれたら嬉しいな)

出来上がったのは、和食中心の朝食。
ご飯、味噌汁、焼き魚、卵焼き、野菜の煮物。

彩香が一生懸命に作った温かい朝ごはんだった。

ちょうどテーブルに皿を並べ終えた頃、
髪を整え、口髭もきれいにセットした大内さんがリビングに現れた。

「お、すごい……いい匂いだな」
健治さんの目が輝く。

彩香は照れくさそうに微笑んだ。
「大内さん、座ってください。できましたよ」

二人は向かい合って座り、静かで温かい朝食の時間を過ごした。

大内さんは一口食べるごとに目を細め、満足そうに頷く。
「うまい……本当にうまいぞ、彩香。これ、全部手作りか?」

彩香は嬉しそうにハッキリ答える
「はい……大内さんのために頑張りました」

大内さんは箸を置き、真剣な眼差しで彩香を見つめた。
「ありがとう。こんなに幸せな朝食、久しぶりだ。彩香がいてくれて、本当に良かった」

彩香は嬉しさで頰を赤らめながら、
「こちらこそ……ありがとうございます。
大内さんとこうして朝ごはんを食べられるなんて、夢みたいです」

二人は微笑み合い、穏やかで愛おしい朝の食卓を、ゆっくりと味わった。
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