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影を背負った愛~足りない愛を、君に 《2024年夏至編》
第44章 逃げ切れない平日の甘い攻防~水曜~昼編
水曜日 昼休み 12時3分 神奈川支店 13階 企画部フロア
彩香は午前中の好き避けモード全開で肩を縮こめ続けていたが、
12時を回った途端、急にスイッチが入ったように勢いよく立ち上がった。
(……もう、部屋にこもってるだけじゃダメ……!
今日は外の空気吸って、頭冷やさないと……!)
心の中で自分を鼓舞しながら、隣の森川リーダーの席に近づいた。
顔はまだ少し赤みが残っているものの、笑顔を無理やり作って明るく声をかける。
「森川さん、今日は天気がいいですねー。
外で食べたい気分ですねー!」
森川さんはキーボードを叩く手を止めて、少し驚いた顔で彩香を見上げた。
「え、中山さん? 急に元気じゃん。
確かにいい天気だけど……、急にスイッチ入ったね(笑)
マックでも行くの?」
「はい! 近くのマックでセット食べようかなって……
森川さんもどうですか?」
「私は今日は弁当だから遠慮しとくね。
行ってらっしゃい、気をつけてねー」
「はーい、行ってきます!」
彩香は少し大きめの声で返事をして、
バッグを肩にかけ、足早にフロアを出た。
後ろから健治さんの視線を感じた気がして、
背中がびくっと震えたが、振り向かずにエレベーターへ向かった。
(……見られてる……絶対見られてる……
でも今は逃げる! 外でリセットするんだ……!)
彩香は午前中の好き避けモード全開で肩を縮こめ続けていたが、
12時を回った途端、急にスイッチが入ったように勢いよく立ち上がった。
(……もう、部屋にこもってるだけじゃダメ……!
今日は外の空気吸って、頭冷やさないと……!)
心の中で自分を鼓舞しながら、隣の森川リーダーの席に近づいた。
顔はまだ少し赤みが残っているものの、笑顔を無理やり作って明るく声をかける。
「森川さん、今日は天気がいいですねー。
外で食べたい気分ですねー!」
森川さんはキーボードを叩く手を止めて、少し驚いた顔で彩香を見上げた。
「え、中山さん? 急に元気じゃん。
確かにいい天気だけど……、急にスイッチ入ったね(笑)
マックでも行くの?」
「はい! 近くのマックでセット食べようかなって……
森川さんもどうですか?」
「私は今日は弁当だから遠慮しとくね。
行ってらっしゃい、気をつけてねー」
「はーい、行ってきます!」
彩香は少し大きめの声で返事をして、
バッグを肩にかけ、足早にフロアを出た。
後ろから健治さんの視線を感じた気がして、
背中がびくっと震えたが、振り向かずにエレベーターへ向かった。
(……見られてる……絶対見られてる……
でも今は逃げる! 外でリセットするんだ……!)

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