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影を背負った愛~足りない愛を、君に 《2024年夏至編》
第46章 逃げ切れない平日の甘い攻防~木曜~
同日 14時5分 神奈川支店 13階 企画部フロア 彩香の自席

健治さんの指の動きが、少し過激になっていった。

パンツ越しに秘部を優しく撫で回していた指が、
今度は布地を軽く押し込むように動き、
敏感なクリトリスの辺りを的確に捉えて円を描くように刺激し始めた。

時折、トントンと軽く弾く動きから、
ゆっくりと長く擦るような動きに変わる。

「……顧客からの反応を確かめないとな……」

健治さんは至って真面目な声で資料を指差しながら、
彩香にだけ聞こえる低い声で囁いた。

「ここ……ちゃんと熱くなって、反応してるか……確認しないといけないだろう?」

彩香は涙目になり、唇を強く噛んで声を殺した。
太ももが内側に震え、膝ががくがくと崩れそうになる。

(……あ……だめ……指が……動いてる……
気持ちいい……頭がおかしくなる……)

秘部が熱く疼き、愛液がパンツを湿らせていくのが自分でもわかった。
静かに、しかし確実に絶頂へと追い上げられていく。

彩香は必死にPC画面を睨み、震える小声で訴えた。

「……け、健治さん……もう……いきそう……
やめて……お願い……」

体が小刻みに震え、背中がわずかに反る。
静かに、静かに頂点に近づいていく——

その瞬間——

「中山さん、戻りましたよ。」

小川さんが資料を抱えて自席に戻ってきた。

健治さんの指が、ぴたりと動きを止めた。
彩香はびくりと体を硬直させ、
絶頂の寸前で寸止めされた状態のまま、
必死に平静を装った。

「……お、おかえりなさい……小川さん……」

声が明らかに震えていたが、小川さんは全く気づかず、
普通に自分の席に座って作業を再開した。

健治さんは表情を変えず、穏やかな声で言った。

「ちょうどいいところだ。小川も一緒に確認しようか」

彩香は内腿を濡らしたまま、涙目で小さく息を荒げ、
静かに絶頂を逃した体を震わせていた。
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