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披露宴の裏庭。蜜夜の神戸
第23章 更け行く夜(3)
ベッドのきしむ音が激しくなる。互いの存在を確かめ合うような狂おしい渇望が、二人の理性を焼き尽くし、情熱の赴くままにその身を重ね合わせていく。私は、ただ先輩のすべてを自身の最奥で感じたいという、制御不能な衝動に突き動かされるまま腰を振り、「彼の熱いペニスを忘れたくない、奥へ、もっと奥へ」と切実な願いを込めるように誘い込んだ。

固い肉棒は私の気持ちのいい箇所を穿ちながら、深々と送り込まれる。淫靡な水音が鳴り、全身を貫く歓喜に背中を大きくのけぞらせ、私は無防備に両腕を投げ出す。産毛すらない腋窩へ這う先輩の舌先から、私を隅々まで支配したいという執着が熱く伝わる。そして、その大きなストロークで腰を叩きつけられる衝撃が、私たちの境界線を曖昧にしていった。

「い……っく、い、い、い……ッ!!!」
ベッドがギシギシときしめく中、まるで針で刺されたかのような嬌声を上げてアクメを迎えた。

*******
激しい情熱の余韻に浸りながら、私たちは絡み合った肢体を解くこともできず、ただ重なり合ったまま、互いの体温を分かち合っていた。部屋を支配していた熱狂は、いまや静寂へと変わり、耳元にはまだ少し速い先輩の鼓動が響いている。二人の激しい熱情をそのまま形にしたかのように、シーツは荒れ狂う波のように激しく乱れ、互いの汗と情愛を吸い込んで湿った重みを帯びている。

「……すごかった。先輩」

私の掠れた声が、静まり返った空気の中に溶けてゆく。先輩な何も言わず、滑らかな腋窩を優しくなぞっていく。私はそのくすぐったいような、それでいて愛おしい感触に、もう一度背中を小さく丸めた。

「……先輩。まだ、奥の方が熱くて……先輩の感触が、ずっと残ってるみたい」

「……俺もだよ。あんなに熱く締め付けられたら、もう離したくなくなる」

私は先輩の胸に顔を埋め、汗ばんで吸い付くような肌の感触を楽しみながら、甘い吐息を漏らした。

「あんなに、奥深くまで、何度も突き上げられたの……。本当に、壊れてしまうかと思ったわ」

「なあ、美香・・再戦・・しよう」

うん、いいよ、と言いながら、気だるかった体にまた一本の芯が通った気がした。先輩の逞しい腕が私の腰を抱き寄せ、宙に浮いた身体をそのまま彼の開かれた腿の上へと導いた。湿り気を帯びた蜜口に、まだ固さを残す肉棒が押し当てられ、またもゆっくりと深く沈み込んでいった。
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