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壊滅の刻
第2章 揺れ
雪が舞い、大地は凍てつく二月。

人々は、布団の中で毛布に包まり、暖房器具に温風を噴き出させ、暖を得ていた。

気温が最も下がる午前4時過ぎ。いきなりそれは始まった。突き上げるような揺れ。それに続く、横揺れ。

安アパートの一階に住んでいた男は、いつものように隣の部屋の同棲カップルの大学生が、おっぱじめたのか?と一瞬、思ったものの、その揺れとは明らかに違う大きな揺れに飛び起きた。

環八沿いの古い長屋に住んでいた老夫婦は、家にダンプトラックでも突っ込んだのか?と一瞬は思ったものの、続く揺れに、多重事故か?疑ったが、すぐにそれが地震だと気が付いて、テーブルの下に隠れようした。

しかし、続く揺れで、安アパートの一階に住んでいた男は、落ちてきた二階の下敷きになり、神に召された。

同じく、環八沿いの古い長屋に住んでいた老夫婦もテーブルの下にたどり着いたものの倒れてきた食器棚や冷蔵庫、そして、天井が落ちるに至って、ついに生き埋めになってしまった。

しかし、男や、老夫婦は、例外ではなかった。何百兆円という資金を投下して、耐震改修や、都市整備を行い、地震を始めとした災害に備えていた都内は、激震によって、あちらこちらで倒壊する建物が発生し、免震構造、制震装置などで『地震に強い』と謳っていた高層マンションは、まるでバイブレーターのスイッチが入ったかのようにウネウネと揺れていた。

東京都庁も双頭バイブのように揺れ、どちらがヴァギナ用で、どちらがアナル用かはわからないままに揺れ続け、非常時に備えて待機していた職員を乗せたまま大きく左右にウネウネと揺れて動いた。

外から見れば、バイブレーターのような動きと滑稽でも、中にいる人間は危機を感じていた。

建物が倒れることへの危機感。そして、室内の固定されていない諸々のものが動き始めたからだ。

タワーマンションは悲惨だった。免震構造で、制震装置が作動したが、揺れの力を逃がすために建物が大きく揺れ、その後、制震装置が作動し、その揺れを制止すると、まるで、後背位で腰を振っていた男が、急に停止した時のように、ヴァギナからペニスが抜けるのと同じように、固定されていた家具のボルトなどが抜けてしまった。
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