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あなたの一番になりたいのに
第4章 【おまけ〜マリナ&サツキ編】
「何とも思ってない子と今までキスしてたの?私は」
「え?え?だって…」
「随分と遊び人なわけだ、サツキの中の私って」
「そうですよ?だから振り向かせるの無理ゲーでした」
「だから突き放したの?結果オーライじゃん」
「奇跡です、エヘヘ」
「奇跡か……じゃあ、その奇跡お返ししないと」
「はい……たくさん返してもらいます」
「クスッ…覚悟してて」
もうこれ以上の幸せなんてないんじゃないか
ってくらいその夜は愛されたの
溶け合う体温
「背中爪立てて良いから」とか耳元で言われて
それだけで濡れちゃう私
おかしくなるくらい絶頂させられて
ヘロヘロな私をとことん攻め立てる
弱いくせに煽ってしまう私に
ずっとメロメロなの知ってるよ
「まだ飛ばないで」って甘噛みされる
震える身体を抱き締めて
「愛してる」と呟いた
心音が重なってひとつになる
私も好き……愛してる、マリナさん
「んっんっ……イクっ」
暫くは日本に居ると言ったマリナさんは
その日から私の家に居てくれて
プチ同棲生活が始まりついついニヤけてしまう
「サツキ?どした?」とカンナに見つかり
スン…と仕事モードに切り替え誤魔化す日々
カンナを自宅まで送り届けたら
仕事が近くであったから、とマリナさんが
マンション前で待機してくれていた日があった
ただならぬ雰囲気にカンナも勘付いたんだろう
「ほどほどに」なんて言ってくれるじゃないか
マリナさんもマリナさんで
「彼女返してもらうね」って私の前で言うんだもん
助手席に乗り込んでキス
カンナも呆れてるけどヒラヒラと手を振って帰るの
「待ちきれなかった…」
「どれくらい待ちましたか?」
「全然、さっき着いたところ」
「…私も早く会いたかった」
「可愛い」
シートベルト外されて引き寄せられる
強引なんだから……
そう言うときっとマリナさんは
「嫌いじゃないでしょ?」って笑み浮かべるの
はい、好きですよ、マリナさんのそういうとこ

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