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あなたの一番になりたいのに
第1章 【こんなにも好きなのに】





「気が付いたら他の誰かに取られたくないって目で追ってた……ミオに近付く男はスタッフであろうがイラついてた、サツキには呆れられるくらいミオしか見てなかったと思う」



ちゃんと終わらせてから私の元に来てくれたんだね
それと、今は私以外居ないと証明してもくれた



「疑ってごめんなさい、今は信じてます」


「ううん、不安にさせた私が悪い」


「でも私、サツキさんがライバルなら絶対勝てないって思って諦めようかなと一瞬考えました、一瞬ですけど」


「それはダメ、絶対……これからもそんな事は絶対ないから」


「クスッ…はい、信じてます」


「ミオだけは絶対失いたくないの」


「私も、カンナさんを失いたくないです」



席を立ち、また私の前に跪く
嵌めた指輪にキスを落として
「何があっても守る、幸せにする」と
誓ってくれた



「私もカンナさんを幸せにします」



あぁ…待ってた、優しいキスから
徐々にスイッチ入ってくキス



「明日にでも公表して良い?」


「え、会社に…ですか?」


「うん、もうすれ違いたくないし皆に知らしめたい」


「あぁ……はい、わかりました」



私がOKした事がそんなに嬉しいんですか?
凄く優しい笑顔
内心ドキドキしてるけど、
カンナさんがそうしたいなら私も腹を括る
贔屓目だけはされたくないとだけ伝えた
カンナさんなら上手く伝えてくれるだろう



朝一で重要な会議があるので
昼礼を開き、そこで発表すると企てる
まさか自分が、会社でプライベートな事を
わざわざ発表する日が来るなんて
結婚じゃあるまいし…と思うけど
相手は社長であるカンナさんだし
その恋人だと改めて紹介されるって事だよね
うわぁ〜どんな顔すれば良いの?
皆のリアクションは?
ヤバ、想像しただけでカオス過ぎる



「えっ!じゃあ、このキスマーク、カンナさんだってモロバレじゃないですか!」


「あ……ハハハ、そうなるね、良いじゃん、嫌なの?」


「ズ、ズルい…嫌じゃない、ですけど…」







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