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あなたの一番になりたいのに
第1章 【こんなにも好きなのに】
「昨日だよ」
「連絡くらいくれたって」
「え〜そのびっくりした顔見たかったんだもん」
そう言いながら手が伸びたのはサツキさんの方
頬に触れてニコニコしてる
うわ、本当に端から見ればカンナさんが
サツキさんに触れてるみたいに見える
動揺するサツキさんを見て弄んでいる感じ
しかし、こんな爆美女が2人並ぶと凄い迫力
「サツキ、部屋に案内してあげて」
カンナさんがこの場を収めようと指示したのに
サツキさんをすり抜けてお姉さんは私の前へ
「え、ミオちゃんに案内されたいなぁ〜」
ヤバ……見れば見るほどカンナさんに似てて
脳がバグる
握ってきた手を振り解いたのは他の誰でもなく
カンナさんで
またもや皆の前で真剣な顔
「ダメだよ、ミオはダメ」
「ふーん、じゃあサツキ行こ」
あっさり引き下がりホッとしたけど
何で私…?
これじゃ、また目をつけられるの?勘弁して
「さぁ、皆、持ち場に戻って」と仕事は再開
綺麗過ぎる姉妹って話で持ちきりだったけどね
ビジュアル良過ぎて背丈も同じくらいだから
見間違えるのも仕方ない
仕事が終わると一緒に帰れると思いきや
大事な商談が入ったとの事、グスン……
頭を抱えるのはそれだけじゃない
なんと、お姉さんが私に食事を誘って来た
カンナさんは嫌そうにしてたけど
ちゃんと送り届ける約束で渋々OKしてくれた
大丈夫です、お姉さんからのお誘いなんて
嬉しいに決まってる
「終わったら連絡するから」と念を押されて
私はそのままお姉さんと食事に行く事に
終始ニコニコ顔のお姉さんに戸惑いつつも
最初から距離感が近かった
きっとそれを懸念してたんだと思う
「ひと目見た時からずっと可愛いなって思ってた」
姉妹そろってレズビアンなのかな
顔はほぼほぼ同じでも
カンナさんが言ってた通り
性格は似ていないと思う
笑った顔はやっぱり同じで
声のトーンも似てる
「こら、もう飲まない方が良いよ、お水飲んで」
あれ、カンナさんもう来たんですか?エヘヘ
隣に座ってくれたから抱き着いてしまう

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