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あなたの一番になりたいのに
第2章 【誰よりも愛しているのに】





啄んだら啄み返してくれる
舌…絡めて良いのかな?
下唇を少しだけ吸ったら後頭部ごと引き寄せられ
舌が挿入ってきた
ヤバい……腰にくる、本気のキスだ
ガバっと離れて目を逸らされた



「ごめん、がっついた、今日はこれでおしまい、明日からはもっとソフトなのにしよ?ごめんね」



これって………最悪なほど悶々とさせられちゃう
それはあなたも同じなの?
急に距離取られて、でもこれ以上はダメだって
わかってる
お互い、止まれる自信がない…のかも



「おやすみなさい」と同じベッドで少しだけ
離れて眠る
母が泊まった時は違うベッドで寝たけど
2人きりの時は寂しくて一緒に寝て良いか尋ねた
快く応じてくれてホッとした
それからはずっと一緒に寝てる
こうして離れて寝ていても寝息が聞こえてきたら
ギュッと抱き着いて安心して眠りにつくの



朝になればいつも先に起きていて
朝食まで用意してくれている
安心してぐっすり…だった私はいつも寝坊助
一体、いつになったら役に立てるんだ?
もうすぐ、通い続けていたリハビリも終わりそう
そのタイミングで復帰してみようかな



そう話したら在宅で出来る仕事を手配してくれた
前のチームだった人たちと連携を取りながら
少しずつ形になり始めた頃
(久しぶりにランチ行きませんか)と進藤さんから
連絡が来た



彼女にLINEで報告して待ち合わせ場所に向かった



互いの近況報告に花が咲き、
他愛もない事で笑い合う
入院してた時より綺麗になったと言われ
真っ先に脳裏には彼女が浮かんだ
「心が健康な証拠だね」なんて
考えた事もなかった
進藤さんとは会話が弾んで居心地も良い
波長が合うんだろうな、とは思う
でも彼女、カンナさんは他の誰でもない
唯一無二の人なんだって最近になって
改めて気付かされたの



「また誘っても良いかな?」


「はい、是非また行きましょう」


「今度は…デートとかどう?」


「え、デート…ですか」







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