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パステルカラー・オレンジ
第5章 先輩
龍矢は、一年生の下駄箱前に寄りかかり、新しく入った子を品定めするようにみていた。


龍(結衣ちゃんも最初は、初々しくて可愛かったのになー。)

携帯の動画を再生しながら、鼻で笑う。


結『そんな、私には言えません・・。』

結『龍矢せんぱいの、・・・うっっ・・・・。』




ポロポロと涙を流す映像に、龍矢は声をあげて笑った。


ただでさえ、赤黒い髪色にピアスがついて目立つ格好をしている龍矢の笑う姿を、一年生達は見ないように、触れないように通りすぎる。



龍(今じゃ淫乱なだけで、楽しくないしな。)


その時、龍矢の目の前を、ヨタヨタした足取りに背の低い女子生徒が通った。


龍(もっと、硬派で中々堕ちなくて、可愛い感じで、苛めがいのある子がいいな。)


靴を履き替えようと、しゃがんだ先程の生徒が鞄の重さによろめいた。


龍「っと。大丈夫?」


反射的にとっさに支えると、その子は驚いた顔をして身体を固めてしまった。


龍「おーい。」


目の前を手でちらつかせると、ハッと意識が戻ってきた。


ち「あ、の、すみませんでした、ありがとうございます。」
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