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お題小説第8弾「暴走彼氏」
第1章 暴走彼氏
☆☆☆
「初めてだよ…僕」
「俺だって」

狭いシングルベッドの上
翔と和也は裸で抱き合っていた。

翔が和也の背をそっとなぞる。
背骨に沿って、滑らかな肌を、なぞって降りていく。

「和…好きだ」
「うん…僕も」

少しだけ、不安になる。
「いやじゃ、ないか?」
「…なんで?」

和也の優しさに、翔の心の澱が溶けていく。
夢なら醒めないでほしいと思うほどに、幸せだった。

「キス、いっぱいしてもいいか?」
「うん…して」

和也の上にのしかかるような形で、首筋に、鎖骨にキスをする。
次第に顔を落とし、乳首にも…

「んっ!」

唇が乳首に触れた瞬間、和也の身体が少し跳ねた気がした。

ちゅっちゅ…ちゅっちゅ…

唇でそっと体に触れ、舌先で愛撫し、
ゆっくり、ゆっくりと…下に…下に…

「和…大きくなってる…」
「う…ん…だって…あっ!」

ぱくりと、和也の大きくなったペニスの先を翔が咥え込む。
舌先に感じる苦みのある味が、
翔をして、和也もまた、性的に興奮していることを知らしめた。

『嬉しい…和が…和が…』

フェラチオなんて初めてだった。
でも、一生懸命に翔は和也のペニスを舌先で、
唇で、そして、口いっぱいで愛し続ける。
先っぽを吸い、転がし、竿を舐め、玉をやわやわと愛撫する。

そのたびに、熱い吐息混じりの喘ぎが漏れ、
その声が翔の劣情を更に強く掻き立てた。

『イッて欲しい…出して欲しい…俺で…俺で気持ちよくなって欲しい』

欲情していた。
自らのペニスも痛いほど勃起して、その先からはぬらぬらと匂い立つ先走りが漏れ、滴り、シーツを濡らしていた。

欲しい、欲しい、欲しい…
和の全てが欲しい…

ちゅくちゅく、ちゅくちゅく…
必死に愛撫を続けていると、『ああっうぅ!』という呻きに近い声とともに、
口の中のペニスがひと回りぷくりと膨らんだ。

『ああ…イッてくれる…のか?』

愛おしい、これをもっと身体の奥に迎え入れたい。
その思いで翔はぐいと喉奥まで一気に和也のペニスを差し入れた。

「ああっ!」

ビクン、と腰が少し跳ねると、喉の奥にブワッと熱いものが広がるのを感じる。
翔は涙をぼろぼろ流しながら、咳き込みそうになるのを必死で我慢し、それを飲み下していった。

愛おしい人の精液を受け入れる悦びに、身体が震えるということを、
初めて彼は知ることとなった。
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