この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第5章 開花する従属
約束の時間の15分前。
七海は研修寮の最寄り駅からあえて2つ離れた駅の、少し閑散としたロータリーの片隅に立っていた。
今日の服装もシンプルな装いだ。
七海は昔から、フリルやレースがあしらわれたような、いかにも「女の子女の子した服」を着用しない。
そういう甘いデザインが単純に好みではないし、何より、外見で「女」を前面に出してアピールしたいとも思っていなかったからだ。
誰かから「可愛い」と言われて悪い気はしない。
けれど、その言葉を勝ち取るためだけに自分を着飾るような真似は、七海のプライドが許さなかった。
髪も、艶のある綺麗な黒髪のまま。
周りが一斉に弾け出す大学時代でさえ、髪を染めたことは一度もなかった。
耳にピアスをあけることも、爪をきらびやかなネイルで彩ることもしたことがない。
毎朝の化粧だって、眉を整え、日焼け止めを薄く塗るくらいだ。
それはある意味、素材そのもののポテンシャルが高いからこそ許される引き算。
周囲から見れば「飾らない女性」そのものなのだが、七海自身は自分の容姿に自信があって最低限の装いにしているわけではなかった。
ただ、これが自分の自然体であり、スタイルだから。
それだけの理由だった。
世間のいわゆる「モテそうな女」の王道スタイルとは、明らかに一線を画している。
その自覚が七海にもあったからこそ、秋のように、どこにいても一目を引く「いかにもモテそうな男」が、なぜ自分をこうして何度も誘ってくれるのか、今でもどこか不思議でならなかった。
でも、必要以上に深読みして「私なんか」と卑屈になることもない。
そこは持ち前のサバサバとした男勝りな性格で、「誘われたから、行く」と割り切り、彼の隣に収まってきた。
――とは言え、それはこれまでの話だ。
七海は研修寮の最寄り駅からあえて2つ離れた駅の、少し閑散としたロータリーの片隅に立っていた。
今日の服装もシンプルな装いだ。
七海は昔から、フリルやレースがあしらわれたような、いかにも「女の子女の子した服」を着用しない。
そういう甘いデザインが単純に好みではないし、何より、外見で「女」を前面に出してアピールしたいとも思っていなかったからだ。
誰かから「可愛い」と言われて悪い気はしない。
けれど、その言葉を勝ち取るためだけに自分を着飾るような真似は、七海のプライドが許さなかった。
髪も、艶のある綺麗な黒髪のまま。
周りが一斉に弾け出す大学時代でさえ、髪を染めたことは一度もなかった。
耳にピアスをあけることも、爪をきらびやかなネイルで彩ることもしたことがない。
毎朝の化粧だって、眉を整え、日焼け止めを薄く塗るくらいだ。
それはある意味、素材そのもののポテンシャルが高いからこそ許される引き算。
周囲から見れば「飾らない女性」そのものなのだが、七海自身は自分の容姿に自信があって最低限の装いにしているわけではなかった。
ただ、これが自分の自然体であり、スタイルだから。
それだけの理由だった。
世間のいわゆる「モテそうな女」の王道スタイルとは、明らかに一線を画している。
その自覚が七海にもあったからこそ、秋のように、どこにいても一目を引く「いかにもモテそうな男」が、なぜ自分をこうして何度も誘ってくれるのか、今でもどこか不思議でならなかった。
でも、必要以上に深読みして「私なんか」と卑屈になることもない。
そこは持ち前のサバサバとした男勝りな性格で、「誘われたから、行く」と割り切り、彼の隣に収まってきた。
――とは言え、それはこれまでの話だ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


