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お題小説第3弾「オトナの週末」
第1章 オトナの週末
ガチャリ
静かに玄関の扉が開き、夫が帰ってきた。
外はそぼ降る雨。時刻は午前1時。
ここのところ、毎週金曜日はこの調子だ。
シャワーを浴びる音がして、続いてドライヤーで髪を乾かす音がする。
キイィイ⋯となるべく音を立てないように寝室の扉を開き、
隣のベッドに忍び入るように入っていった。
私は薄目を開けてその様子を見ていたが、
特に悪びれる様子も、不審な様子もない。
ただ、帰りが遅いのだ。
しばらくすると軽い寝息がたつ。
今度は私のほうがそっと起き出して、
夫である正哉(まさや)の顔に自分の顔を近づけてみる。
酒臭くは⋯ない。
そりゃそうだ。
さっき、車が車庫に入る音が聞こえた。
ということは、同僚と飲んでいたわけではないということだ。
今すぐ布団を引っ剥がして、
首筋とかを確認したい衝動に駆られる。
キスマークなんかついていたら⋯!?
浮気、確定である。
でも、正哉に限ってそれはないと信じたい。
静かに玄関の扉が開き、夫が帰ってきた。
外はそぼ降る雨。時刻は午前1時。
ここのところ、毎週金曜日はこの調子だ。
シャワーを浴びる音がして、続いてドライヤーで髪を乾かす音がする。
キイィイ⋯となるべく音を立てないように寝室の扉を開き、
隣のベッドに忍び入るように入っていった。
私は薄目を開けてその様子を見ていたが、
特に悪びれる様子も、不審な様子もない。
ただ、帰りが遅いのだ。
しばらくすると軽い寝息がたつ。
今度は私のほうがそっと起き出して、
夫である正哉(まさや)の顔に自分の顔を近づけてみる。
酒臭くは⋯ない。
そりゃそうだ。
さっき、車が車庫に入る音が聞こえた。
ということは、同僚と飲んでいたわけではないということだ。
今すぐ布団を引っ剥がして、
首筋とかを確認したい衝動に駆られる。
キスマークなんかついていたら⋯!?
浮気、確定である。
でも、正哉に限ってそれはないと信じたい。

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