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『居候と人妻 真弓』浪人生と人妻のセックス三昧な日々
第16章 16話
パジャマの上から夏用の薄いカーディガンを羽織って寝室を出る真弓。
ずっとドキドキしながらしてた拓実との電話。その昂揚感がまだ続いている。
真弓は母屋を出て、拓実がいる離れの家へと向かった。
深夜にこっそりと家を出る、まるで夜這いに行くかのような行為に、妙な胸の高鳴りを感じてしまう。
真弓達が住んでいるこの屋敷は、庭の周囲が高い塀で囲まれているから、敷地内のプライバシーは完全に守られている。母屋でも離れの家でも、広い庭でも、何をしようと誰かに文句を言われる事はない。
そういう特異な環境が、心を緩める原因になっていたのかもしれない。
離れの家のドアをノックすると、拓実がドアを開けてくれた。
「ホントに来ちゃったよ。」
「……はい。」
「いいの?」
「はい。ど、どうぞ入ってください。」
「……じゃあ、お邪魔しまーす。」
この部屋を拓実に貸し出してから、真弓がここへ入るのは初めての事だった。
部屋の中は汚いとまでは言わないが、お世辞にも綺麗とは言えない。飾り気は皆無で、それなりに物が散らかっている。
「すみません散らかってて、今急いで少しだけ片づけたんですけど。」
「ううん全然いいよ、男の子の部屋って感じだね。」
「適当に座ってください……って言っても座る所ないですね。」
「いいよ、私ここに座るから。」
「あ、じゃや布団退かしますね。」
椅子は勉強机の前に1つあるだけでソファもないから、真弓はベッドに座った。

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