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なにしてるの?
第1章 ねぇ、なにしてるの?
 12

「うん、潤くん、まあまあのサイズだし…
 久しぶりに、燃えちゃうわぁ…
 楽しめそう………」

 うわぁ…
 僕は、まさに、そんな、まるでAV のセリフみたいな、ゆりさんの言葉に…
「ゴクリ…」
 と、生唾を飲み込み、昂ぶってしまう。

「ねぇ、わたしさぁ、二年ぶりなのぉ…」

「え、二年ぶりって?」

「あ、え、オトコがさぁ…ってことよぉ」

「え…」
 それは、僕には、意外な言葉。

「え、ゆ、ゆり、叔母さん…」

「ほらっ、ゆりでっ、叔母さんはいらないからっ」

「あ、は、はいっ、ゆ、ゆり…さん、き、キレイなのに?」

「あらぁ、潤くん、嬉しいこと言ってくれるわねぇ」

「あ、いや、ホントに…」

「うん、ありがとう…
 でもね、例えね、キレイでもねぇ…」

「え?」

「例えいいオンナでもね、36歳、独身オンナは、危険過ぎて、もう誰も近寄ってはこないのよ…」

「え?」

「あぁ、まだまだ潤くんには、分からないかぁ…」
 ゆりさんは、頭をかきながら、少し哀しそうにトーンを落として、そう言ってきたんだ。

「き、危険過ぎて?」

「うん、危険よ…
 ヘタにそんなオンナに手ぇ出してさぁ、シツコくされちゃうってさぁ、普通のオトコは思うのよ」

「そんな…」

「ま、潤くんも、そのうちに分かるわよ」

「え…」

「それでね、最後のオトコがね、二年前ってこと…
 それに六つ年下でぇ、潤くんと同じにぃ、ストッキングフェチでさぁ…」

「あ…いや…」

「だからさぁ、余計にさぁ、疼いちゃったのよぉ…」

「う、あ…」

「だってぇ、昔のオトコとさぁ、潤くん、同じ目をするからさぁ…」

「う、わ、あぁ」
 僕は、初めから、ゆりさんに見透かされていたみたい…

「それにねぇ、丸一年見ない間にさぁ、潤くん、すっかりわたし好みに可愛くなっててさぁ…」

「……」

「だから、昨日、思わず、ドキっとしちゃったのよ」

「あ…」

 あ、そうか、だから、昨日、挨拶した時の、あの一瞬の間だったんだ…

「もう、昨日、潤くんを見た瞬間からさぁ、こうなるんじゃないんかなぁってさぁ…」

「え、あ…」

「わたしもさぁ、内心、ドキドキしてたのよぉ…」

 ゆりさんは、そう囁きながら、ゆっくりと僕に顔を近寄せてきて…

「さぁ……」
 
 キスをしてくるーー


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