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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第9章 悪いけど
余計なことを考えないように
慌ただしく、シャワーを浴びて、
髪の毛から、身体中を泡で包み、
一気にシャワーを浴びて、
流していった…。
途中で、水に変えて、
頭から被って、
全身をクールダウン。
バスタオルで
バスルーム内で身体を拭いて、
足ふきマットの上で、
髪の毛の水分を取って…。
洗面化粧室で、
ドライヤーで髪の毛を
ブラシを使って乾かしていった。
洗面化粧台の鏡に映る自分。
血色が良くなっていた…。
肌もぬめるような艶が…。
白髪が混ざった髪。
さすがに、
その髪が黒くなることはなかった。
それでも、黒髪の黒さが
『烏の濡れ羽色』とも言えるような
紫がかって見えた…。
十数年ぶりの…。
身体の中に溜まっていた汚泥が
吐き出されたからなのか…。
そもそも、生まれながら色白の肌が、
この数年、くすんでいたのに、
白さを増して珠のような色彩を帯びて、
自分で見ても、
若返ったように思えた…。
ただ、軽い筋肉痛を感じていた。
昨日の…。
久しぶりの激しい運動…。
太腿やふくらはぎ、二の腕…。
その反面、肩凝りは…
軽くなっていた。
四十肩だと諦めていた
肩の怠い感覚が消えていた…。
鏡に映る自分の顔。
見慣れた顔だった。
でも、目が…。
いつもと違った…。
自分の目なのに、
妖しい光を放っているように感じた。
これは…。
鏡の中の私が、私を見る…。
その顔が笑っている…。
私は笑っていないはずなのに…。
人の道を踏み外した自責の念が、
そんな像を見せるの?
そうかもしれないけど、
悪いのは私?
ずっと放っておいた夫の責任は?
迫られてしかったがなかった…。
言い訳をしても、私の中の私と、
鏡の中の私が…、クスっと笑っていた。
どうすればいい?
悪いけど、もう、戻れない。
『賽は投げられた』
それに、今更、今の状況を止めても、
時間は戻せない…。
それに、このカラダの疼き…。
乾いたカラダに流れ込んだ潤いを
逃したくなかった…。
慌ただしく、シャワーを浴びて、
髪の毛から、身体中を泡で包み、
一気にシャワーを浴びて、
流していった…。
途中で、水に変えて、
頭から被って、
全身をクールダウン。
バスタオルで
バスルーム内で身体を拭いて、
足ふきマットの上で、
髪の毛の水分を取って…。
洗面化粧室で、
ドライヤーで髪の毛を
ブラシを使って乾かしていった。
洗面化粧台の鏡に映る自分。
血色が良くなっていた…。
肌もぬめるような艶が…。
白髪が混ざった髪。
さすがに、
その髪が黒くなることはなかった。
それでも、黒髪の黒さが
『烏の濡れ羽色』とも言えるような
紫がかって見えた…。
十数年ぶりの…。
身体の中に溜まっていた汚泥が
吐き出されたからなのか…。
そもそも、生まれながら色白の肌が、
この数年、くすんでいたのに、
白さを増して珠のような色彩を帯びて、
自分で見ても、
若返ったように思えた…。
ただ、軽い筋肉痛を感じていた。
昨日の…。
久しぶりの激しい運動…。
太腿やふくらはぎ、二の腕…。
その反面、肩凝りは…
軽くなっていた。
四十肩だと諦めていた
肩の怠い感覚が消えていた…。
鏡に映る自分の顔。
見慣れた顔だった。
でも、目が…。
いつもと違った…。
自分の目なのに、
妖しい光を放っているように感じた。
これは…。
鏡の中の私が、私を見る…。
その顔が笑っている…。
私は笑っていないはずなのに…。
人の道を踏み外した自責の念が、
そんな像を見せるの?
そうかもしれないけど、
悪いのは私?
ずっと放っておいた夫の責任は?
迫られてしかったがなかった…。
言い訳をしても、私の中の私と、
鏡の中の私が…、クスっと笑っていた。
どうすればいい?
悪いけど、もう、戻れない。
『賽は投げられた』
それに、今更、今の状況を止めても、
時間は戻せない…。
それに、このカラダの疼き…。
乾いたカラダに流れ込んだ潤いを
逃したくなかった…。

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