この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第10章 私は狡い
そして、何より、

葵ちゃんを襲う手際の良さ。

縛り上げる動き。

慣れていると感じた。

少なくとも、

後ろを追いかけていた私が

展望台に到達したときには、

すべてが終わっていた。

制圧するという行為も、

縛り上げるという行為も、

場慣れしていると感じた…。


私のときは、そこまで激しくなかった。

たぶん、あの時と違って、

私に対して怒りがなかったから…。


ここで、私が逃げ口上を

メッセージしたら、

どうなるかしら?


俊也くんはともかく、

翔太くんも、壮太くんも、

どんな出方をしてくるか…。


怖い…。

でも、怖いと思わせるくらいの

荒々しさで、

抗う私を叩きのめして、

屈服させてほしかった。

それで、初めて、

夫に対する『後ろめたさ』が

払拭できるような気がした。


それに、

二人の本性を見たかった。


いいえ、二人だけではなく、

俊也くん…。


なんとなく、彼も

仮面を被っているような気がした。

翔太くんや壮太くんに

対する態度などを見ていると

好漢という感じがあった。

爽やかな雰囲気もある。


葵ちゃんがナンパされて付いて行くのもわかる。

でも、ナンパ師という感じではない。

それに、『彼女と別れた』という話を聞いて、

不審に思った。

話からすれば、フラれたのは俊也くん。


そんなことがある?

翔太くんも壮太くんもそれなりに

イケメンではあるけど、尖っている。

俊也くんには、そんな尖ったところがない。

優しくて爽やかで、あの男根…。


彼が飽きて、彼女と別れたとか、

彼女がどうしようもない欠点があって

別れたのならわかる。


そうではなく、彼女が別れを告げたということが

腑に落ちなかった。


私が知っている俊也くんは、

フラれる男ではなく、フル男。

それが、フラれた。


もっといい男が現れたから、

俊也くんから乗り換えた?

ないことはない話だけど、

私には稀有に思えた。


それくらい俊也くんは、

ナイスガイ。


彼女が別れを切り出したということは、

それだけに理由があるはず…。

それは何?

彼女が我慢できないと感じ、

別れたいと思ったのは俊也くんの

どんな部分なのか…。


私の予感が当たっていれば…。

俊也くんもヤバい男…。
/201ページ
エモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ