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『帰り花の夜に』~義母の静謐なる背徳
第4章 義息~超えてはいけない境界線(3)
それに、最近は亮介くんの私を見つめる目が少し変わってきている気がする。義母ではなく、私を一人の女、性対象として見ている気がする。だって、彼の視線をいっぱい感じるんだもの。

暑くなってからはノーブラでTシャツにショートパンツという格好で家の中で過ごすことが多くなってきた。私のオッパイは娘と違って小さいので、Tシャツ越しに胸の曲線が見えることもないけど、乳首は乳房の割には大きめなので、シャツ越しに薄布にポチっと小さな点を作ることもある。私はあまり気にしないけど、ふと彼に目をやると、私を見ていた目をふっと伏せるような態度が多くなってきている。

それに、台所とか、洗濯とか、赤ちゃんの寝室とかで、まあちゃんの視線が無いところでは、何か手伝う素振りでさりげなく私の体にタッチしてくる。背中ごしにソフトに抱き抱えられるっていうか、そんな感じ。

「大丈夫よ」と私は体を避けることもせず、力が緩まない彼の手にタッチされながら、彼の身体にぴったりと身体をくっつけてあげる。最近は、私の方から彼の腕や腰にさりげなくタッチするようにしている。

だからね……私は分かるのよ。亮介くん、結構……あっちの方、溜まってるってこと。

(もしかして……私とエッチしたがってる?)

心の奥で、小さな声が囁く。彼が私を求めているとしたら——だめよ、と自分に言い聞かせても、触れられる肌の感触が、妙に生々しく残っている。

ちょっと前に葉月にセックス事情を聞くと、「ここ最近はエッチしてないの。疲れてるもん。亮介は求めてくるけど拒否してる。」って言ってた。

「ママ、だったらいつするの?」

「雫が寝てる間の三十分でもいいから、彼を受け止めてあげないと。お口で抜いてあげるとかでもいいのよ。彼は若いんだからエネルギーが有り余ってるのよ。それに、あなたのそのオッパイ……今、Fカップぐらいあるんじゃないの。身体付きだってぷっくらとしてきてるから、そんなの見せられてたらエッチしたくなるって」

「三十分ぐらいだったらとか、お口だけとかだったらしないわ。それだったら、亮介にはもう少し我慢してもらう」

「三十分とかってのはモノの例えよ。時間はいくらでも作れるんだからね。まあ、あなたたちのことだから、あなたに任せるわ」

そんなことがあってから、週末のある日の夜。私と義理の息子との関係に、大きな変化が訪れた。
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