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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
コウセイはヤナセの方も見ると

「でも漏れなく見張り付き〜!」

冗談ぽく言う。

ヤナセはBランチの添え物を指しながらコウセイに

「羨ましいなら…食べさせてあげるよ…」

美しく微笑んだか、口調はめっちゃ冷ややかだった。

コウセイは口元を引き攣らせ

「いい…後で呪われそうだし…」

後退りする。

そんなコウセイにマサキは苦笑しながら

「ヤナセと一緒でもなきゃ琴海さんがここに入れないだろ…」

「分かってるよ〜!食後の珈琲でも飲もうっと!マサキは?」

「飲むよ…」

コウセイはニカッと笑って

「よしっ!琴海ちゃんに免じて、特別今日はハヤトとナツにもコウセイ様が注いできてあげよう!」

「マジッすか!!アザっす!」

ナツは犬みたいにコウセイに飛び付いたが、ハヤトは…

「それで恩着せがましく、後で色々押し付けて来たりしないよな…」

眉間に皺を寄せる。

本当に対照的な二人だけど、揃ってると微笑ましい。

そんな二人の反応に…

「俺は自分で…」

マサキが珈琲を取りに行こうとする。

「なっ!マサキまで!!失礼だな!ちゃんと注がせて頂きますよ!」

わっ!
今のマサキの冗談だったんだ!

イメージに無かった姿に、益々ラブカルライフの妄想が膨らんでいった。


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