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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
四人のやり取りが楽しくて、気を取られていると

「琴海様…ランチ冷めてしまいますから…どうぞほっといてお召し上がり下さい…」

ヤナセが気遣ってくれた。

「あっ!はい!」

せっかくの料理が少し冷めてしまった。

何度も口に運ぼうとしたフライにタルタルソースを付けて一口頬張り…

「おいひぃ〜!」

サクサクの衣とプリプリの身に、タルタルソースのコラボがなんとも言えなく美味しい!

「でしょでしょ!ここのソースとかタレ、手作りで旨いんすよ!」

いつの間にか隣に座ったナツは、まるで自分が作ったみたいに絶賛してきた。

「お前が作ったんじゃないだろ…」

ハヤトは呆れながらも、ナツの隣に座っている。

マサキはヤナセの横に座り

「今日はどこに?」

「健康診断に行ったんだよ…」

臆することなく普通に話している。

こうやって集まると、ラブカル相関図が見えてくるようだ。

基本、講師にも一人しか会わないもんな…
私がたまたまイレギュラーなのかもしれないけど。

モグモグとフライを味わいながら、何気に観察してしまった。

「は〜い!コウセイスペシャルブレンドだよ〜!

コウセイが皆のコーヒーを注いで来てくれ

「アザっす!」
「有難う…」
「てか、出来たの注ぐだけだろ…」
「ハヤト、なんだと〜!」

口々に放つ一言が、それぞれらしくて面白い。 

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