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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
な、なんだ!?

思わず反射的に身構えると

「琴海さん…『時雨茶臼』とは…」

「はい…その…心は…」

ハナブサは閉じた扇子を指の上でクルリと回し、要の部分を手に握り逆さに持ち直した。

見事な扇子捌きに目を奪われた瞬間…

「ただの…騎乗位です」

「そうですか…ただの騎乗…いぃぃっ!?」

「はい…もう一つ『百閉』と言うのも騎乗位です。これは琴海さんの課題からはもう受講済みになっておりましたが、『時雨茶臼』は何故か残っておりました」

「左様ですか…」

わざわざそこまでご説明頂いてしまった。

確かにスタンダードで経験済みの体位は、先に受講済みにされていた筈…
ヤナセは、敢えて残したんだろうか?

まぁ…それを今悩んでも仕方ない!
先ずは、ハナブサ騎乗を攻略せねば!

「承知しました…では、乗馬させて頂きます!」

「はい…どうぞ」

ハナブサは逆さに持ったままの扇子をゆっくりと開き出した。

自在に操る扇子はまるで生きてる様にも見える。

ハナブサの上に乗るのに片脚を上げ、正に乗馬の様に跨った。

まだ硬いままのハナブサの手綱を握って、先を自分の入り口に宛てがう。

少し前後に腰を動かし、丸みを口の中にヌプヌプと咥え込ませ…

一気に奥に押し込んだ。

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